どんな宗教の人も、信じている神。
それが死神。
まぁ、「神」としての存在定義が違うんだろうけど。
いろんな国のいろんな作品で耳にする。
和訳されて「死神」と聞くから、「神」と捉えているだけかもしれないけど、そもそも「死」に「神」が関わっていると考えるのは、なぜだろうか。
自然現象でも、生老病死でも、説明できないものは「神」という便利存在を使い、説明してきたのでは ないだろうか。
理解していないことは怖いこと。
その恐怖から逃れるため、説明できる何かを人は求めた。
言語による情報伝達を可能にした人類は、説明できないことや知らないことに恐怖を抱くようになった。
知っていることが、重要だと気付いたから……。
わからない恐怖を、知っているつもりになって説明できるのなら、神でもなんでもよかったのかもしれない。
例えば、XXXでも。