メモ書き

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きのこたけのこ戦争|その勝敗は、名称で決していた

明治のチョコレートスナック菓子「きのこの山」と「たけのこの里」の話です。

きのこたけのこ戦争は、どっちが美味しいかの論争。

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で、思ったのです。

戦争名には法則性があり、勝者が先に来ることが多いと……。

普仏戦争プロイセン・フランス)
露土戦争ロシア帝国オスマン帝国


逆に、日本に馴染みがある、または距離が近い方を先にするケースも……。

清仏戦争フランス共和国・大清帝国
独ソ戦(ドイツ・ソ連


日本(大日本帝国)が戦っている場合は……。

日清戦争
日露戦争
日中戦争

……と勝敗に関係ない。

東西南北順になっているケースもあるようですが、基本は「主体」となる存在が先。

何を言いたいのかと言いますと、「きのこの山」がメインであり、「たけのこの里」じゃないのです。
戦争名としては、きのこの勝利が宣言されている……。


でもね、その「きのこの山」ですら、誕生の経緯を探れば、「アポロ」の派生品。

「アポロ」が、あの「きのこの山」の生みの親!
「アポロチョコ」のあのカタチは、かわいい!と好評ですが、同じ機械からもっといろいろなカタチが出来ないかと、工夫を重ねて作られたのが、チョコスナックのパイオニアといわれる「きのこの山」なのです。その発売は、「アポロ」発売後に開発を始めて約5年後のことでした。

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ちなみに、アポロは月面着陸を成功したアポロ宇宙船からとなっていますが、商標登録は明治のアポロが先だとか。
元は太陽神由来だったのに、流行りに乗っかったんですかね。


関係ないですが、「きこりの切株」はブルボンです。

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サイトが一緒なので、「きこりの切株」と対をなす存在は「エブリバーガー」と思うでしょう?

でも、ブルボン「チョコあ~んぱん」のサイトに行くと、「きこりの切株」のキャラクターである「きこりのおじさん」と、「チョコあ~んぱん」の「あんぱのじさん」が親友だと書かれています。

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なかなか、お菓子の関係性も複雑ですね。

 

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