メモ書き

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行動様式が変われば、経済が変わる

1964年の東京オリンピックで、10倍になった株の銘柄があるそうです。
会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』によれば、「住江織物(3501)」とのこと。
ちなみに、「津田駒工業(6217)」は18倍。

www.amazon.co.jp

住江織物は、国会議事堂に敷いている赤いじゅうたんを製造している会社。
そこが、10倍。

その理由の一つが、自動車の普及と、車内に敷く絨毯。
もう一つが、生活の洋風化。

確か、そんな説明があったはず。

道路が整備されて自動車を使うようになり、絨毯のある部屋に住むようになる……。
行動様式が変われば、経済が変わる一例ですね。

* * *

でも、こういう要素を抜きに、「オリンピックをやれば景気が良くなる」みたいな発想をしていないか?

そんなことを少し思ったのと、身近な行動様式の変化があったので、メモ代わりに書いています。

身近な行動様式の変化と言えば、多くの人にとっては感染症対策でしょう。今は。
国内外でリテールやネット関連の需要が増し、飲食業や観光業は大ダメージ。

それはそれで、うちも無関係じゃない。
ただ、「最近」となると、うちではネズミの問題。

それが今日、大きな変化がありました。
捕まえたのです、1匹。

厚紙の上にベトベトするジェルみたいなのが付いた罠に、引っかかっていたんですよ。
いやぁ、驚きました。
くっついた状態で紙を折り曲げ、パタンパタンと音を立てていて、それが車庫に響いている状況に。
最初、何の音かと思いました。不気味すぎて……。

罠の設置場所は、車庫にある木製の道具入れ。
その隙間を巣としていたようで、家族がその辺を片付けたところ、現れたんだとか……。
ピューと出てきて、隙間に隠れたそうです。
で、片付けた後に出没地点に罠を設置し、数時間で引っかかるという結果に。

身内には、「片付け」とは「どこかに物を押し込めるか、寄せるかすること」だと思っている人がいるのですが、そうやって詰め込んでいた場所に巣を作っていたんですよね。
誰も手を付けない、だから狙われる?

個人的には、片付けというのはカテゴライズが基本だと思っています。
物を種類や用途で分類し、使いたいときに目につき、かつ出しやすい。でもって、使用後に戻しやすい状況にする。それが片付け。
「自分だけが、どこに何があるのかわかる」では、散らかっているのと同じ。
売り場がめちゃくちゃなスーパーみたいなもの。機能的じゃない。

そういう話は置いておくとして、このネズミ1匹でも行動様式の変化はあったわけです。
ネズミの生態を調べ、罠を買い、食糧を“隔離”し、締められるドアは閉め、対策グッズも使う。

そして、整理整頓。

「奴が逃げ込んだ!」となれば、そこを整理するしかない。
かくして、十数年ぶりに日の目を浴びた道具もあり、ポイポイと捨てられる羽目に。

こうして、ネズミが出たことで不要な物が捨てられ、新たなスペースが確保されたわけです。
新たなスペースができると、「そこに物が置ける」ことになり、「置き場に困って買えなかったもの」に手を出すかもしれない。

風が吹けば桶屋が儲かるじゃないですが、1つの出来事で色んな影響が出るもの。

きっと、対ネズミを想定した行動様式になり、我が家の経済も多少は変わるのでしょう。

* * *

2020年にやるはずだったオリンピックに関しては、そんなに行動様式の変化を促す点は見られなかったはず。

首都高を整備、新たな航空機のルート……。
もはや、検証するのもアレな感じですね。状況が変わり過ぎて。

一方で、別の可能性もあるわけです。
それが、配信への全振り。

www.nikkei.com

脳裏に過るのは、無観客ライブでしょうか。
普通に観客を動員し、テレビで流したところで、その効果は想定を上回ることはない気がします。

それが、VR的なライブ配信だったら……。
好きな視点でプレーを観戦できる権利が、チケットとして販売されるのです。席数の制限なく。

そういう点で見ると、「イグニス(3689)」のことを思い出します。
今のところ、8月末が年初来高値。

1923.co.jp個人的には、スポーツ観戦もライブ観戦もしないので、利用者側から見た需要ってわからないんですけどね。

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なんか、オリンピックとか行動様式のことを書きましたが、ここ数日間でチェックした回数で言えば、証券コード「3902」が圧倒的に多いですけどね。