「このランチパック、シールが付いてないの」
「ランチパックじゃないからね」
「は?」
「これは、フジパンのスナックサンド」
「パクリ?」
「いや、元祖なんだけど……」
1975年
「スナックサンド」誕生
「袋に入った菓子パンのように持ち歩きのできるサンドイッチを作りたい」。この想いからスナックサンドが生まれました。
知名度が無い方がパクリ扱いされるので、スナックサンドのパッケージには「元祖」アピールがあるのかも。
もし、スナックサンドが春のパン祭りの時期にシールを付け、その点数がランチパックよりも多かったら、どんな現象が起こるのか……。
そんなことを少し考えてみました。
容易に想像できるのは、間違って購入してキレるパターン。
シールを集め終わったと思って持って行ったら、違うと言われてキレるパターン。
違うのに交換してもらえて、神対応というパターン。でもって、実際には面倒だから交換しちゃったという背景が後で語られる。
何だかんだで、スナックサンドの売り上げ増。炎上しつつも、話題になる。
ヤマザキのシールと、スナックサンドのシールを交換する人が現れる。
シールを付ける手法に対する法的な追及が始まる。
とまぁ、こんな感じですかね。
もし、フジパンで交換できるのがキッズ向けアイテムだったら、子どもは「フジパンを買って」となるかも。
何らかの作品や芸能人グッズなら、そのファンが寄ってくるでしょう。
ただの妄想なので、オチはありません。
* * *
たまにパンを食べるくらいなので、シール事情は詳しく知りません。
妄想しているような事例が過去にあっても、気づいていない可能性大。