950ドル以下の窃盗は「軽犯罪」
軽犯罪なら取り締まらない。
で、盗み放題みたいなことをかなり前に書いたけど、ああやって盗んだものをフリマアプリやマーケットプレイスで売って儲けたら……。
そう思ったというメモ。
途中で何かに引っかかってダメになりそうなもんだけど、これをやってアメリカ仕入れの販売先が日本とかになったら、物価を破壊する効果がありそうだなと。
国をまたぐ分、扱いが厄介になって、面倒なことをしたくない勢が、手を出さないかもしれないし。
ネット上で物を売ると、それはそれで色んな“突っ掛かり”があって、そこでダメになりそうな気もするけど、こんな感じの商品を知らずに買っていたら嫌だよね。
そんな仕入れ放題な場所が聖域都市だと、移民輸送バスという無料の送迎サービスもあって……いや、何でもない。
弱者支援の類は、お題目は立派に見えて良いように思えるけど、手法を間違えれば害悪でしかない。
手法を間違えなくても、市場の歪みを形成しやすい側面がある。
タダで貰えることは権利になるし、人は権利を手放したがらない。
手にした権利は何度も行使され、その使い方も上手になっていく。
ズルく立ち回った者は与えられた権利で富を得て、権利を手放した者がバカを見る……。
そうなると、権利を得られる地位を失いたくなくなる。
「タダで仕入れる」ことは、貧者の特権。
さて、これは資本主義なのだろうか?
企業の収益に繋がらない活動を評価し始めた時点で、どこかおかしい。
新しい資本主義のステージに入り、シン・資本主義となったのか、お気持ち大事の心・資本主義になったのか。
もしかしたら、反知性主義で、反ビジネス主義になったのかも。
こんなことを言っていると、レッテル張りが好きな人たちに「バカ」と同義の新しい蔑称をつけられ、ああだこうだと言われかねない。
レッテル張りが好きな人たち「私はこう思う。だから、君もそう思え」
他の人たち「私はこう思う。だけど、君もそう思う必要はない」
この溝は大きい。
その人がどちらかを見極めるには、次のような言葉を投げかけて、反応を見るというのも手だろう。
その理由を訊きたくなったら後者、間髪入れずに罵倒したら前者だ。
「人道支援をやめれば、平和になる」
何となく引っかかりのある言葉を用意したつもりだけど、これじゃ何も届かない人の方が多そうだ。