メモ書き

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鬱憤だらけの世界|バングラデシュ、イギリスの話

バングラデシュ暫定政権発足 ユヌス氏 治安の安定化最優先

www3.nhk.or.jp

なんか、あまり扱われないんだけど、大丈夫かい?
遠い国という認識かもだけど、着ている服はバングラデシュ製かもよ。
それが今までのような生産力が期待できなくなったら……。

衣料品はバングラデシュの輸出の90%を占め、迅速なフル稼働再開が期待されている。
バングラデシュ縫製工場、稼働再開 ファーストリテ取引先など

jp.reuters.com


一方で、4割ニートの話を聴くと、雇用状況よりも「男は働かない国」という誰かの言葉を思い出す。
その言葉も、十数年前に訪れた際の感想らしいけど。

若者の雇用不足は深刻で、地元メディアによると、就学も就職もしていない「ニート」の割合は4割近くに上る。

mainichi.jp


親父の威光でトップになっていた女性が、その親父が活躍したときの仲間の子孫を公務員採用で優遇したのが事の発端とはいえ、いろんな物を壊し始めたら最初の理由なんてどこかにいくもの。
暴れて何かを変えられたという成功体験が、治安を悪化させる動機になったとしたら、次の弾圧が待っているかもしれない。
国民の脅威を倒したら、倒した奴が新たな脅威になる流れ。それは避けたいところ。

まぁ、それよりも懸念しているのは、彼らがヒンドゥー教の寺院を壊していること。
インドの隣の国で……。

イギリス領インド帝国時代、パキスタン、インド、バングラデシュは一緒だった。
それが宗教で別れるようになり、パキスタン飛地みたいな感じで東パキスタンバングラデシュ)はスタート。
そんな経緯を考えると、共に核を持つインド・パキスタン間の何かに発展しなきゃいいなと思うわけで。

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そういや、イギリスも大変だったね。

イングランド北西部の海辺の町サウスポートで7月末、ダンス教室で3人の女の子が刺されて亡くなった。この事件は、イギリスが過去10年以上経験したことのない最悪の騒乱へと発展した。

www.bbc.com

事件があった地域は田舎らしいので、相当な衝撃があったはず。
騒動の規模が大きくなったのは、いわゆるデマが原因とか。それくらいの情報しかチェックしてないけど、爆発するだけの移民への不満が下地にはあったでしょうね。

それに、なんだかんだ言って感染症の鬱憤は、まだ溜まっていそうなもの。
あのとき躓いたせいで、うまく回らなくなったものが、そろそろ限界を迎えていそうだし。

イギリスで言ったら、パブも相当減っただろうし。
憂さ晴らしの場所が消えて、我慢の許容量も減ったんじゃなかろうか。

「1000年以上続いた」老舗パブ、コロナ禍響き閉店 英

www.cnn.co.jp


……ということを思った日が最近あったなというメモ。