圧倒的スピードで海水を真水に変えられるなら、海水パイプラインを作ったら?
というメモ。
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いやね、雨が降らないと川が干上がるわけですよ。
そうすると、荷物が運べない場所もあるわけで。
ライン川の水位低下が輸送に影響、ドイツ産業の安定供給を脅かす
原発の冷却に使う水が無ければ、電力供給もままならない。
そういう国から電気を買っている隣国とかも。
猛暑で原発が出力低下?深刻な“電力危機”に直面するフランス
そういう状況を見ていると、ガスのパイプラインを作れるなら、海水のパイプラインでも作って、人工的に川に水を流す準備をしたらどうだろう?
それによって水位を一定に保てるようになり、水不足の心配が消えるなら、建設費も高くはないんじゃないの、と。
まぁ、水はタダで溢れている資源だという発想だと、この投資に金をつぎ込む気になれないのは、わかりますがね。
今後は、タダなんて言えない、戦略物資扱いになるかもですよ。
なにせ、不足すると生活が崩壊するわけなので。
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で、どこから不足分の水を持ってくるのかと言えば、そりゃ海でしょう。
膨大な量があるもの。
問題は塩分ですが、真水にできる技術が現実的なコストで実用可能なら、夢物語じゃなくなるんじゃないかってね。
取水口に塩が溜まりそうだけども。
次の問題は水の流し方ですか。
海辺の低い土地から、高い山に向かって吸い上げるので……。
と書いて、過去にサイフォン式のそれに言及したのを思い出しました。
要は、灯油ポンプですよ。
あっ、灯油ストーブ使わない人からしたら、縁が無いか。
何にせよ、これが実用化出来たら、砂漠に水が降り注いだり、地下水をくみ上げ過ぎて枯渇した大地を潤したり、山火事に使えたり……するかもね。
あと、水力発電も?