メモ書き

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「ゴルゴ13」の印象的な回

2008年に映像化されたアニメの感想です。
アマプラだと、2009年の表記。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07KWKJH5T/

漫画を読んだことが無いので、原作との比較はできません。
あと、1971年版もあるとか……。

* * *

まず、ゴルゴ13の声は、舘ひろし
素人感たっぷりの声で浮いていますが、そのうち慣れました。
ただ、口下手でボソボソ喋るキャラという印象になるかも。

どんなキャラかくらいは知っていましたが、思った以上に表情が変わらない。
ずっと、あの顔じゃないですか。
違う表情を見せたらレア回認定するレベル。

別に、それが悪いってわけじゃない。
あの顔で、淡々と仕事をこなしていく。
その絶対の信頼性に安心し、水戸黄門で印籠が出るのを待つように、彼がどう成功するのかを見守る……。
そういう視聴スタイル。
ストレスなく、彼が仕留めるのを待つ作品。

困難な狙撃という課題が与えられ、それをどうクリアするのか見せ、「なんて奴だ」という展開にもなりますが、そういう回よりも人間関係上のアクシデントがあった方が、どう始末をつけるんだという引きが強い気もしましたね。

以下は。印象に残っている回。

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15.海へ向かうエバ

交流のあった女性でも容赦しない話。
運命的な女性っぽい演出があり、そういうターゲットでも実行するのか?
そう思って見ていたら、いつも通りの実行。

21.ガリンペイロ

兵器も扱えるゴルゴ……。
対戦車用の武器を使ったり、ヘリを打ち落としたり、ハイジャックしたりと、何かと派手な回。
でもって、依頼主の報酬が足りていなそうな回。

34.殺人劇の夜
35.血統の掟

2回続けて馬が出てくる回。
その頃に、ハマっていたんだろうか。

37.クリスマス・24アワーズ

ホテル探偵コナンに配慮する回。
キャストに注目。

39.アッシュ最良の日

ゴルゴによって幸せになったバイキンマンな回。
狙撃ポイントを得るために前衛芸術を買うゴルゴ。
でもって、その狙撃で幸せになる珍しい人のハッピーストーリー。

43.空白の依頼

いつも用心深く、相手の攻撃を完璧に把握し、対処してきた彼が……。
なんと、冒頭の爆発で大けが。そのうえ、記憶喪失になる。
驚異的な危機察知能力は、どうした?
舘ひろし氏の弱っている声の演技が微妙過ぎて、もはや別人感あり。

48 黒い瞳 EBONY EYES

ゴルゴと娼婦の子どもが出てくる回。
黒髪なので、あの子じゃない

www.chunichi.co.jp

しかし、行く先々で娼婦を抱く理由が不明。
病気とか罹ったら、狙撃どころじゃないのに。
情報源としても微妙だし……。
何より、エッチしても気持ちよくなさそうな顔してるし、脱いだ後に襲われてるし……。

49 装甲兵SDR2

ゴルゴがロボットと戦う話。
どっかの戦車と同じ装甲を持つ二足歩行ロボで、ガトリングガンなどを装備。
装甲が銃弾を弾くけど、最後は……。

50 天使と悪魔の“腕”

ゴルゴ、交通事故の遭うの巻。

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全50話と長いのを少しずつ見ました。
ちょっとした気分転換には、いいかもね。

特に考えてみる内容でもないし、一話完結だし、基本的な構造が「依頼を受ける→実行する」だから、話に入り込みやすい。