ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る 厚労省再集計で判明
上記のような記事が出て、反ワクチン的な人が大盛り上がり……していた気がします。
厚労省が集計をミスした点はダメとして、そもそもの問題点が別にある気がしないでもない……。
「そもそもの問題点」とは、これは意義のあるデータなのか ということ。
データ収集の目的を「ワクチンの効果」とするなら、これだけでは不十分じゃないか……。
そこには、ワクチン接種による行動変容が加味されていないもの。
「ワクチンを接種した」⇒「行動を範囲を広げるぞ」
「ワクチンを接種していない」⇒「行動を範囲を広げちゃダメだ」
上記のような心理面での変化があるなら、「ワクチンの効果」よりも「リスクのある行動」が上回り、結果として感染確率が高まる可能性もあるという……。
変異が進むほど、以前ほどの効果は見られないでしょうし。
「現に」と書いていいのか知りませんが、80歳以上のデータを見れば、接種に優位性があります。
そのくらいの歳になれば、接種したから出かけようってノリでもないでしょうし。
といった仮説を書くことで、データの向き合い方として思ったことをメモした次第。
まぁ、あれですよ。
例年よりもアイスが売れた年は、水難事故が多いみたい話。
接種による行動変容として「行動範囲の変化」に触れましたが、他にも接種の有無が影響するケースがあるでしょう。
「接種したけど、感染した」
「未接種で感染した」
どちらが世間的な同情を得やすいかと言えば、前者。
であれば……。