メモ書き

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「ワグネル 影のロシア傭兵部隊」の感想

BS世界のドキュメンタリー「ワグネル 影のロシア傭兵部隊」の感想です。

www.nhk.jp


2022年、フランスの制作。

印象的な箇所をピックアップすれば……。

CIT設立者 ルスラン・レビエフ「ワグネルの本部基地が、ロシア南部のモルキノにあることを突き止めました。そこはロシア軍の特殊作戦部隊の基地と同じ場所だったんです」

質問者「ワグネルは政府の承認なしに行動できますか?」
ワグネル元隊員マラト・ガビドゥリン「できない。入隊者の多くが軍の予備兵。機材や装備は、すべて政府から与えられる。後方支援も国防省が支援する。ワグネルはロシア国家の一部門だ」

という中盤あたりの話。
あとはまぁ、今年の制作という点。

創設者ドミトリー・ウトキンの話とか、アフリカでの展開については、下記の引用元に近い内容。

 ロシア軍の兵士よりも傭兵の方が、分離主義者の戦士だと名乗って通用する可能性が高かった。
 それ以降、ワグネルはシリア、リビア、マリ、中央アフリカ共和国など多くの国々に展開しており、スーダンベネズエラにも出没している。
 その任務は必ず、プーチン氏が気に入った強権的な人物を支えたり指導者に据えたりすることだ。

jbpress.ismedia.jp

アフリカで儲けられそうな国ランキングとか、そういうのもあったけど……。

まぁ、何というか、独裁者は独裁者を好み、民が虐げられるの繰り返し。
アフリカの為政者は政治センスないなとか、独裁ドミノ倒しが始まったら世界地図が変わりそうだなとか、あれこれ感じるものはあるものの、端的に言えば「クズですね」で済んでしまう。

感想としては、そんな感じ。