メモ書き

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「幸せ」の見つけ方 ~それは、普段の延長線上にある~

「幸せ」を感じるには、比較対象がいるという話。

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それまで食べたことが無い高い食材に手を出しても、思ったほどの満足感が得られないとします。

一方で、日々食べている朝食の納豆に、普段は入れない刻み葱を入れただけで、いつもと違う要素に満足感を得る。

その差は、何か?

比較対象――

いつもと少し違う。ちょっといい。
これが幸せ。「幸せ」を感じる瞬間。

“食べたことが無い高い食材”という時点で、価格だけ見れば比較対象としての優位性があるものの、ものの価格には“出費の大きさ”というデメリットも働くので、「金額が割に合うか」という視点が、単純な比較行為を邪魔する……。
そういう意味で、純粋な比較対象にはなり得ない。

ところが、“出費”が発生しない“食べたことが無い高い食材”というのは、単純な比較行為ができてしまう。
なんせ、タダだから。

よって、「人の金で食う焼肉はうまい」とか言えてしまう。
もちろん、人によるけど。

中には、誰かに驕ってもらうのは気が引けるとか、自分だけ負担しないのは気まずくて、料理どころじゃない人もいる。
いくらタダでも、仕事の付き合いで食う飯は残飯以下だという人もいるでしょう。

そこを加味すると、日々の自分の行動を比較対象として、ちょい足し的な「プラスα」が、もっとも効率よく「幸せ」を感じやすいんじゃないかと思った次第。

いつも牛丼の並だけど、今日はカレギュウだ。
普段は入れない半熟卵をトッピングした。

食べ物の話ばかり書いているのは、想像しやすいから……。
でもって、手ごろだから。

調味料を少し変えるとか、そんな工夫ひとつで、結構な満足感が得られてしまう。
なので、「幸せ」の見つけ方を探している人は、その辺から試してみるのもいいんじゃないかというメモです。

具体的には、そうですね……。

「にんにく背脂」を味噌汁に入れてみる。
きっと、店で出てくるラーメンのスープを飲み干して得られる満足感を思い出すはず。

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