何かと目にする機会が増えた「馬渕睦夫」氏の肩書にある「元駐ウクライナ大使」を見ての反応が、人によって大きく違うなぁ~と思ったというメモ。
似たようなポジションに「佐藤優」氏もいますが。
「大使」=「立派な人」
……という権威に弱い人。
「日本の大使館」=「使えない」
……と、旅先でのトラブルで、役に立たなかった思い出が来る人。
その両者では、同じ情報を受け取るにしても、かかるバイアスが違うなぁ~という話。
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大使館とは、自国を代表する機関として国交のある国々の首都に置かれています。
相手国との外交活動や自国を知ってもらう広報活動、相手国の発展を支援するための開発協力などを行う拠点です。
また事件や自然災害があったときには、自国民の命や財産を保護する場所にもなっています。さらにビザの発給や現地駐在員の各種証明書を発行するなどの仕事も行われています。
<中略>
「外国にある日本の大使館」で働く場合は、「外交官」と呼ばれる外務省の職員が派遣されて職員となっています。(外交官の仕事は「外交官」を参照)
「進研ゼミ中学講座ブログ」の説明を引用すると、こんな感じ。
邦人保護の観点があるわけですが……。
危機的な状況下になったら、最後まで現地に残って邦人を保護し、本国に送り届けるなんてことは しない人もいるわけです。
その後の自衛隊云々は、アレですね。
そもそも彼らは公務員。軍隊扱いできないと、こういうケースがあるっていう……。
法規的措置ってやつ?
今回、自衛隊員の任務は自衛隊法84条の4に基づく「輸送」で、空港内での邦人らの誘導と空自機による退避が中心。同法は輸送を「安全に実施することができると認めるとき」に限定しており、米軍が安全をコントロールできる空港内でのみ活動することとした。
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こういうケースに限らず、普段から「何もしてくれなかった」とか、他の国の大使館を頼るように言われたとか……。
そういう話を聞くわけです。
何でしょうね。
邦人保護はキャリア的なポイント稼ぎにならないんでしょうか?
逆に、「相手国との外交活動や自国を知ってもらう広報活動」はポイントになるようで、誰かの著作で「こんなイベントやりました」とうのが誇らしげに書かれていたような……。
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他のイメージと言えば……
ペルー大使公邸占拠事件
あの日の春秋:伏魔殿と田中外相
松尾前要人外国訪問支援室長による公金横領疑惑に関する調査報告書
交際相手の名前は、アケミですかね。
余談ですが、ドラマ「石つぶて」の感想は、前に書きました。
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アレコレ書いたけど、外務省関係で一番有名なのは、この方でしょうね。
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そんな外務省の仕事で少し驚いたのが、次のもの。
こんな活動もしているんだと……。
最近のニュースでは、車が突っ込んだ話がありますね。
続けて書くと、関連性を妄想しそうですけど。
外務省に車突っ込む 運転の男逮捕―警視庁
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【追記】
戦中の外交官と言えば、杉原千畝が真っ先に出てくるけど、忘れてはいけない人も……?
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日本ばかり取り上げましたが、海外の大使館のダメっぷりも紹介。
最多はロシアの1101件、2番目は中国の416件で、両国で全体の55%を占めた。
【追跡スクープ】外交官ナンバー“違反金踏み倒し”国別全リストを入手…G7ではフランスが最多