メモ書き

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中国の踏み絵、同盟の意味、追い詰められた時の行動

 

www.sankei.com

というニュースを見て、「どっち側につくのか」と問うている……。
中国に踏み絵を用意したように思えたと同時に、前に書いた文章を思い出しました。

この手の事情を鑑みれば、ウクライナがコメントを求めるべきは、中国だよね。
飼料用のトウモロコシの輸入量に、一帯一路構想のルート……。

で、ウクライナが中国にヘルプするほど、そのコメント如何でロシアとの関係も変わったり、他の一帯一路の国との関係性も変わったり……。
そっちの方が、バイデンの発言より揺さぶりにはなるでしょう。
中国こそが、ロシアの生命線なんだから。

att3200.hatenablog.com

似たようなことを考える人はいるもの。
ただ、同じ案であっても、どのタイミングで仕掛けるかで、その効果は変わるでしょう。

中国の意見が、どちらに傾いているのか……。
そういう視点で見ると、中国国内にウクライナ視点の映像が流され始めた今がチャンスと見たのかも。
確か、そんな情報があったはず。

あとは、ウクライナ美女がどうのという下品な書き込みを規制したとか。

でもって、「中国人がウクライナから逃げないのは、仲良しのロシアが攻め込まないと言っているからだ」の結末は下記の通り。



news.yahoo.co.jp


きちんと把握できていなかった模様。
リスク調査に当たった人、今頃どうなっているんだろう。

都合の悪い報告を上げると叩かれ、都合の悪い結果でも叩かれ……。
そういう報告先だったら、レポート自体 アテにならないよね。
日本国内でレポート分析してる人もいるだろうけど、どう見ているかという情報にしかならない。これは、予測として使えないという意味に他ならない。

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打落水狗
(水に落ちた犬を打つ→)既に打ち負かされたがまだ降参していない悪人を更に追い打ちをかけてやっつける.

cjjc.weblio.jp

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仲介と言えば、他の国も。

 

www.bloomberg.co.jp

いや、なんというか、どこの国も様々な思惑があって動いている。
国益優先主義という点では仲間なんだけど、損得を考えずにボランティアしそうな国もいるような……。

あと、容易に「派兵」が語られるけど、どんな法的根拠で向かうのか。
同盟国でもない国に、世論の後押しで向かうことになったら、同盟の意義とは何なのか。
同盟維持のための負担金は、何なのか……。

そういう議論に繋がってこないところに、モヤモヤした気持ちになることも。

まぁ、NATO拡大ガーとか、加盟しないと言えば~とか言っているのに、同じ口で「早く派兵せよ」なんて言う人もいるからなぁ。
派兵したら、それこそ「NATOの脅威」が目の前に現れるだけでしょうに。彼からすれば。

結局、今まで そっちよりのスタンスで発言してきたから、今更 方向転換できなくて、言い訳がましく言葉を塗り重ね、変な論拠になっているのかも。
で、自分に都合の良い情報を集め、不都合な情報や人を斜めから見る……。

人の振り見て我が振り直せ。
気を付けないとね。

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カザフスタンの国名を出したついでに、ほかの「スタン」も。
スタンは、ペルシャ語で土地や国を表す言葉らしい。

トルクメニスタンは1991年10月、ソ連からの独立を宣言。ソ連はその2カ月後に崩壊した。独立記念日は今でも、パレードや軍のデモンストレーションを実施し、盛大に祝う。

www.businessinsider.jp

※ 3月12日に大統領選挙

ウズベキスタンGDPの約1割を占めるナボイ鉱業冶金コンビナート(NGMK)、アルマリク鉱業冶金コンビナート(AGMK)など、鉱業・冶金(やきん)部門を中心に多くの投資事業がロシアの金融機関を通じた資金調達に依存している。

www.jetro.go.jp

 

2月2日、日本とタジキスタンは、1992年2月2日の外交関係樹立から30周年を迎えました。

www.mofa.go.jp


パキスタンアフガニスタンは、いいか。

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人によっては、制裁によって追い詰めたヒャッホーなんですけど、追い詰められた人間の行動って怖いよね。
何をするのか、想定外なので。

そういう意味では、逃げ道を用意して追い詰めた方が、行き先がわかる分だけいい。
そこが「落としどころ」なら、なおさら。

問題は、誰を落とすのか。

プーチン氏が最も信頼するとされるパトルシェフ書記は昨年末、メディアに登場し、「ウクライナ指導部はヒトラー並みの悪人ぞろいだ。キエフの政権は人間以下の存在だ」と酷評していた。

<中略>

2月に逮捕された反政府系学者ワレリー・ソロベイ氏は「ロシアはプーチンの国だが、政権はパトルシェフのものだ」と述べ、パトルシェフ氏が政権運営の第一人者と分析していた。

www.jiji.com

 

核を発射するのに、誰それの承認がいるとしたら、その人もターゲットになるでしょう。

まぁ、冷静じゃない精神状態にあるなら、それまでのこと。
そんな相手への対処策は、前に書いたような……。

独裁者なんて、いつ暗殺されるか気にしていたり、自分の政権維持に躍起になっていたりするから、身近に敵がいると思わせれば、疑心暗鬼に駆られて……。

例えばそう、どこかの大統領あたりが「暗殺の準備をしている」と言えば、側近を疑い始めるかもしれない。
そこまでダイレクトじゃなくても、「独裁者の終わりは、味方の銃によるものだ」的な言い方でも同じかな。

その結果、アイツが怪しいとか勝手に思い始めて、粛清、粛清で、数が減っていき、「次は自分が」と思った人が、暗殺者に変わる。

att3200.hatenablog.com

どんな人であれ、死を望むべきではないんだろうけど、ズルズルと続いていって、興味を示す人が減っていくのは、それはそれで怖い。


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そう、今日は思っているというメモ。
明日以降も同じ意見とは限らない。