メモ書き

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「水」で上場する企業

「水」商売のメモ。

毎年、楽天Yahoo!ショッピングといったショッピングモールで、ジャンルごとにショップを表彰しています。
それをチェックしているんですが、今年は「炭酸水」しか商品ラインナップが無いショップが受賞していました。

楽天SOY2021 水・ソフトドリンク ジャンル賞「ライフドリンクカンパニー」

www.ld-company.com

売ってるのは「強炭酸水 ZAO SODA」だけ。

で、昨年の12月に新規上場(IPO)しているんですよね。
証券コードは、2585。
出来高は、めっちゃ少ない。
誰も取引していない……って話。

そりゃね、お茶と水の会社に期待することって、そんなにないと思うんですよ。
ビジネスモデル的に。
既存の飲料メーカーは他にもあって、大手と言える存在もあって……。
そういう競合に対し、どんなアドバンテージがあるのか。
資金を集めて何をするのか。
それを考えると、大きくなるイメージって抱きにくい。

仮に、何かが新しい水や茶のペットボトルを売るようになったとしても、既存のそれと大きな違いがあるとは想像しづらい。
その時点で、投資対象としてはスルーされるでしょう。

競合他社がいる、参入障壁が低い。
言うなれば、代わりはいくらでもいるという状況に、どんな勝算があって乗り込んでいったのか……。
気になったけど、調べる気になれなかったので、そのことをメモして終わります。

唯一の利点は、水だけに単価が安く、利益率が良さそうってこと?
でも、それは他も同じだしなぁ。
「VOX」「クオス」「ストロング炭酸水」といった先輩商品の二番煎じ感もあるけど、飲まないうちから言ってもあれなんで、とりあえず注文。
7~10営業日以内に発送の商品になってたけども。

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premiumwater-hd.co.jp

水と言えば、プレミアムウォーター。
証券コードは、2588。

ボトル回収不要がウリの水。
家から出ない生活になる中、急激に伸びていきました。

ウォーターサーバー系は、興味ないので基本スルーしていますが、検索するとサジェストに必ず「解約」って出るんですよね、こういう定期購入系は。


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しかしまぁ、個人的な願望を言えば、「水を売る」みたいなビジネスは、イノベーションが起きそうにないので、ワクワクしません。

ついでに言うなら、シャンプーとかも。
使っていていうのもなんだけど、ボタニストの株式会社I-neもなぁ……。
ここも、楽天SOYを受賞してるけど。

i-ne.co.jp

証券コードは、4933。

OEMで、美容家電、化粧品、健康食品関連の開発・販売って、山のようにある気がするんだけど。
特に健康食品。

生産工場の企画・営業・広報だけ担当しますみたいな印象。
そこに技術開発がある感じではなく、商品構成のブレンドを少し変えました的な……まぁ、いいや。

なんか、過去の成功事例を少しカスタマイズして、スマッシュヒットを飛ばし、飽きられたら終わる。
そういうのの繰り返しをしてる気がする。

なんかこう、もっと根本的な変化を促す企業こそ、上場して資金を集めてほしいような……。


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今年は合同開催じゃない Yahoo!ショッピング・PayPayモールの賞

att3200.hatenablog.com