支持率に関するメモ。
異例の上昇と言っても、出だしが低ければ上がりやすい。
とはいえ、上がった点を考えれば、単純にマスコミの扱いになるでしょう。
マスコミが持ち上げれば上がるし、叩けば下がる。
自分で評価している人は少なく、メディアに洗脳されるがまま、誰かの評価に便乗するだけ。
マスコミが叩きだせば下がるんでしょうけど、マスコミにとって不都合が少ないなら、叩く理由もないかも。
叩く要素はあるんだけど、マスコミにとって「それは問題ではない」なら、構わない……。
例えば、いつになったら同盟国のトップと会談するのか、とかね。
安全保障の観点での追及って、本当にされない。
仮想敵国として名前が上がる国への忖度で、マスコミは飯でも食ってるのかってくらいに。
……といったことは、他の人でも書きそうなこと。
私としては、支持率の裏に「罪悪感」があるんじゃないかと、なぜか思ってしまったので書いておきます。
何に対する罪悪感かと言えば、前政権に対する罪悪感。
?「散々叩いていたけど、今になって思うと、頑張ってたよな……」
?「確保してもらったワクチンがなかったら、もっと悪い結果だったんじゃないか……」
そう思える時間的余裕が出来て、今だからこそ思う「悪いな」という気持ちが、遺産のように引き継がれてしまったと。そんな感じ。
まぁ、考え過ぎだろうけど。
ホリエモンが前政権を評価したら、あれこれ言う人を見ていて、評価しちゃいけない空気感というか、トレンドが形成されていたんだろうかと、その辺に疎い私は思ったものです。
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それはそれとして、朝令暮改が今年の流行語になりそうですね。
使いすぎですよ、時事通信。
意見を変えること自体は悪いとは思いませんが、「なぜ、変えるのか」という理由と、間違っていたと判断したら、言うべきことを言った方が……。
いや、自分の非を認めたら叩かれるから、問題は誰かのせいにして、「アイツが勝手にやったんだ。俺は聞いていない。だから、修正を命じたぞ」の繰り返しが楽なのかな。
そのうち、誰も何もしなくなるかもね。
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支持率の上げ方を「なろう作品」に学ぶとしたら、自分を高めるのではなく、周りを低くするのがベター。
未開の地に文明をもたらして、「〇〇スゲー」の連呼。
同じことをやる。
わざと問題児を並べて問題を起こさせて、「誰か何とかして」となったら、スカッとジャパン。
美女を襲うゴロツキが都合よく存在し、それを助ける機会が到来するように……。
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どっちつかずの態度で思い出したけど、前に書いた記事へのアクセスがあったので、あれはダメなパターンだと書いておきます。
二兎を追う者は一兎をも得ず。
結局さ、信用されなくなったら終わりだし、まともな相手なら「俺とアイツ、どっちを取るんだよ」と言ってくる。
三枚舌外交ってのは、情報漏洩があるレベルで可能なことじゃない。
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もうひとつのタイトル「新党ブームは、起こるのか?」は、参院選に関するメモ。
衆議院選挙のとき、維新が数を伸ばしたので思いつき、メモしていたこと。
「今を変えたい」
「既存の何かじゃダメだ」
となれば、支持されやすいのは「今までにない何か」でしょう。
何らかのジャンルで国内最強が決定すれば、次は海外ではどうか、違う条件ではどうかと、別の土俵を考えるもの。
その新しい何かが、新党。
きっと、新たに生まれそうで、同時に揉めて消えそうでいて……。
そんな党が、次もあるんじゃないかな?