メモ書き

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温暖化論者と懐疑派の言い分|誰も雲の働きを知らないし、利権もある

地球温暖化と脱炭素、それに絡む利権のメモです。
端的に言えば、温暖化における雲の働きは不明だ。得する企業の例。懐疑派の主張への反論メモ。

どちらかの肩を持つとかではなく、目に留まった記事の感想みたいなもの。

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まず、温暖化について国立環境研究所動画チャンネルを紹介。

youtu.be

産業革命以後の気温上昇、北極の海氷、太陽の活動などに触れていた気がします。

太陽の活動に関しては、前に書いたメモの記事みたいなのへの反論。

太陽の活動が低下しても、それは温暖化の上昇幅の前では、誤差の範囲という感じ。
今までの太陽の活動の振れ幅から見て……という論拠。

 

att3200.hatenablog.com

享保飢饉、天明飢饉、天保飢饉の記録は、見るに値しないということなのでしょう。

上記の三大飢饉に関する記述から「寒冷期に異常気象や大雨・長雨が多い」ことで、CO2温暖化説を信奉する学者たちの「CO2温暖化で海水温が上昇し、大気中の水蒸気量が増えて豪雨や豪雪になる」という主張と矛盾します。この主張については、物理学者のD.Hoytや海洋学者のR. Stevensonが「水はCO2の下向き赤外線に不透明」という物理法則に違反していると批判しています。

 

ieei.or.jp


産業革命以後の気温上昇については、耳慣れた話なので懐疑派の主張を紹介。
まず、どんな方法で調べたのか怪しい。

気温を調べたとして、地球全体の平均をどうやって求めたのか。
正確を期すなら、地球の大半を占める海を考慮に入れないといけない、
さらに、地域差の問題からマス目上に一定の距離で計測しないと、偏ったデータになってしまう。
暑い場所で多く測定すれば平均値は上がるだろうし、時間帯によっても差は出るし……。
まぁ、そんなこんなでデータのとり方によって、“欲しいデータ”に仕上げやすいというもの。

気温の計測と言えば、学校にある百葉箱を思い出してしまいますが、気象庁のサイトによると通風筒の中に格納された電気式温度計を使っているようですね。
日本では。
海外は、どうなんでしょうね。世界統一規格とかじゃないと、精度的にダメだと思うけど。

 

www.jma.go.jp

通風筒は芝生の上1.5mの位置ですが、海だと幾つかの方法があるようです。
今は飛行機や人工衛星で航空用放射温度計ですが、以前は船から温度計をドボン……。

 これまでよくおこなわれていたのは、船から温度計を海へ入れる方法です。
これは簡単にできるのですが、広い海を測るには時間がかかりますし、海が荒れると観測ができなくなってしまいます。
 そこで現在では、飛行機や人工衛星で航空用放射温度計という機械をつかって、空から温度を測っています。この機械は海面から放射される赤外線という熱エネルギーを感知し、水温を測るものです。飛行機や人工衛星につんで海の上をまわれば、短い時間で広い範囲の海の温度が観測できるのです。
 航空用放射温度計は海の表面の温度しか測れませんので、海中深く温度を測るときは、投下式水温計をつかいます。

海の自然のなるほど 「空から海の温度を測る」 公益財団法人 日本海事広報協会

精度という点で見れば、過去の温度の推測は難しいでしょうね。
色々と推測する方法はあるでしょうが、あとで覆されたりしそうだもの。

 

www.swissinfo.ch

タイトルだけ見て騒ぐ感じのゴシップ紙あたりには、下記のようなタイトルが……と、あれこれ見ていて思ったのでメモ。

 

ieei.or.jp


北極の海氷は、春夏に融解して9月半ばに最も小さくなり、秋冬に増大すると言う定期的な季節サイクルがあるそうです。
白熊の溶ける氷からのジャンプは、毎年やっていると……。

温暖化論者的には、ずっと凍っていた箇所が溶けている点を問題視しているのでしょう。
あとは陸地と繋がった個所。

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で、雲の話。

雲があれば太陽光を遮りますし、雲があれば上空と地表の間を隔てる存在になるわけです。
もっとも気温に影響を与えていそうな要素ですが、その効果は不明。
よくわかっていない。

よくわかっていないので、その働きが判明したら、いろんなものがひっくり返る可能性があるわけです。


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何となくの人工降雨メモ。

環境への悪影響が予測される、使用しない方が無難
人工降雨の普及に向けた日本学術会議から政府・国民への提言

 

www.businessinsider.jp


天候を操ろうとした結果の異常気象だとしたら?

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不明なものがあるのに、制御可能だという理由で二酸化炭素に焦点を当てていいのか?

そんな意見もよく見ますね。

養老孟司氏の「バカの壁」には地球温暖化の原因が炭酸ガスだとするのは推論の一つにすぎないのにそれを多数の科学者がそうだという声を理由に多数決で断定するプロセスに大きな疑問を呈しています。

agora-web.jp


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ここからは利権の話。

温暖化は、いつの間にか脱炭素になり、二酸化炭素を出さない発電が優位という結論になりました。
そうなると、例えば水力発電が大半を占める国が有利になるわけです。
クリーンさを売りに、その国への融資を呼び込めるわけです。

水力発電の割合は、アイスランド(69.7%)、ノルウェー(95.0%)、スウェーデン(38.7%)、フィンランド(19.0%)です。同じく地理的環境が似ているカナダ(59.0%)、スイス(54.6%)です。
【エネルギー】世界各国の発電供給量割合[2019年版](火力・水力・原子力・再生可能エネルギー) | Sustainable Japan


3番目にスウェーデンがありますね。

VWがノースボルトに680億円の追加出資 加速するEVバッテリー企業の争奪戦

merkmal-biz.jp

バッテリーメーカーのノースボルトは、スウェーデンにあります。
実績のない会社なんですけどね……。

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懐疑派からは、懐疑派が少ないのは、その分野の研究者が金をもらうには、温暖化に乗っかるしかないし、違うことを言えば立場が危うくなるからという意見も。
まぁ、その、気象関係で何も問題なしと言えば、そこへ投資する気も失せますからね。
主流派に逆らうのが難しいのは、天動説のころに地動説を唱えるようなもの?
それとも、日本における脚気論争?

att3200.hatenablog.com

toyokeizai.net


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「EVシフトの衝撃 岐路に立つ自動車大国・日本」

www.nhk.jp

先日、上のドキュメンタリーを見まして、この辺の話をメモしようと思った次第。

なんか、あれですよね。
ヨーロッパが、ビジネスとして仕掛けてきた感はありますよね。
火力発電の多いアジアの車メーカーを押しのけ、優位に立てる策として……。

ただ、一気にEVシフトが進めば、車の製造が加速し、それだけ出るんですよね。炭素が。
物の需要が爆発的に伸び、そのあとに枯れた市場が待っている。
物が供給できた場合がそれで、できない場合はさらなる混乱。

新興の車メーカーなんか、大量生産したことないでしょうし、材料の調達ルートも怪しいので、どこかでこける気がするんですよ。

数日前に上がった「LivaNova PLC(NASDAQ: LIVN)」とかもね。

そもそもバッテリーの原材料の大半が中国にある時点で、アジアへの依存性を高めていくだけのような気も……。

個人的には、感染症や移民アタック等々といった“流れ”から、ヨーロッパのオワコン化が加速していく予感が、なぜかしているんですよね。

売り物がなくなった商人は、思想を売るしかない。
今は、そのフェーズ。
しかし、それは一度しか売れないし、相手がよりよく上書きすれば、今度は買わざるを得ない。
でなければ、売り物にした自分がペテン師になるから。


ユダヤの言葉「あなたの手にあり、他人が欲している商品を安く売るのは、ビジネスではない。あなたの手になく、しかも他人が欲していないものを売るのがビジネスだ」