メモ書き

****

自動車のガラパゴス化で、雇用を守る|充電設備が少なければ可能

バカな思いつきのメモです。

脱炭素が目的であって、自動車のEV化は手段に過ぎない。
仮に、より目的を達成しやすいのが水素エンジンであるなら、最適解は水素エンジンとなる……。

日本における発電状況を鑑みれば、EV化にシフトして火力発電が増えるのって、脱炭素なの?
……という“よくある話”に持っていくのならね。

原子力の場合、電力は一定量 発電し続けるから、利用料が減る夜間に充電すれば、思ったほどの負担にならないという方向性で行くなら……。
いや、難しいか。

* * *

アレコレ考えたところで、世界的にEV化。
ミニ四駆のようにモーターで動くなら、部品点数も少なくなるし、いずれは価格に反映されて……。

「だったら、その競争に負けないように」という発想もわかるし、内燃機関というアドバンテージが消え去るメーカーの辛さもわかる。

ただ、ただですよ?

アップルまでもが参入しようとしている状況を見て、「EVって、参入障壁が低いんだね」という点に対し、危機感を覚えませんか?

企業としてのアドバンテージは、参入障壁にあります。
誰もが容易に参入できる業界は競争過多になりやすく、負けた後が悲惨。

そうでなくても、競争過多が生み出すのは価格競争。ジリ貧の値下げ合戦。
そこに、本当に勝者はいるのか?

その辺が、私が飲食銘柄に興味が無い理由の一つ。
食い物は、参入障壁が低い。

居酒屋の移り変わりなんかを見ても、脱サラで飲食店を始める人を見ても、その参入障壁の低さは「栄枯盛衰」を見せつけてくれる。

あと、店舗系ビジネスは「売り上げ増」とか言いつつ、「そりゃ、店舗数が増えたら、売り上げは増えるよ。でも、利益率低いよね」というパターンが嫌い。
実質的に、儲かってないから。

そもそも、在庫を持つビジネスって、あまり好みじゃないけど。

* * *

話がそれた。

「これは、うちのような会社じゃなきゃ無理だね」という参入障壁が消え去った場合、車業界はどうなっていくのか……。

そういうのを見越して、トヨタは「未来都市まるごとパック」を売り出していこうと……?

youtu.be


動画に出てきた乗り物、売り出すみたいだしね。

www.nikkei.com


内燃機関の技術スタッフあたりは、ロケット開発でも需要はあるんだろうけど、問題は製造工程の人たちだよね。

そういう事情を危惧して、1年以上前に下のようなメモを書いたけど、今度は福岡にνガンダム
いや、増えてるよね。上海にしても。
本当に、ロボット作ることになりそうな予感。

 

att3200.hatenablog.com


でも、水素エンジンなら、仕事内容も大きく変わらず、雇用も維持できるんじゃないかと、思えてしまいますね。

充電設備への補助金を減らせば、その普及は減速していくでしょう。
すると、海外から安いEV車が入ってきても、誰も買わないわけです。

「充電できる場所が無いしなぁ~」と。

逆に、水素ステーション補助金を出しまくれば、日本での主流は水素になり、その水素エンジン車を作ってるのは、日本のメーカーくらい。
これにより、ガラパゴス事情で、国内産業を守れるわけです。

車の海外展開は、どうするのかって?
現地でEVを作って、売っていくしかない。
水素は国内のみ。
海外の競争で負けても、国内市場という保険があれば、ジリ貧にはならない。

そのうち、撤退していくEV車メーカーも出てくるから、その辺を摘まんでいけば、そこのノウハウや販売網を頂き、のし上がれる機会到来……。

というのが、私の妄想です。
あまり深く考えずに書いているので、致命的な問題点を見逃している気もするけど。

* * *

何となくですが、バッテリーの劣化が始まる辺りからが勝負のような気も。

新素材の開発や投入によって、従来型の蓄電が一変されれば、従来型の工場に投資した分が足かせとなって……。

そういったひっくり返る事態が発生するじゃないか。

ついでに、あまり音が出ないEV車によって交通事故が増えたとか、慢性的な電力不足がどうのとか、そういった展開が待っている気がしないでもないです。

電力かぁ……。
今年の冬辺りも、寒いけど暖房が使えない国とか出てきそう。

LNGが高騰して……とかね。
脱炭素だから使わないとか言って、「寒いよ」を言い出す国も出そう。

 

 

www.nikkei.com

 

evsmart.net

www.nikkei.com

jpn.faq.panasonic.com

 

www.webcartop.jp

それにつけても、流行りを作り出そうとする宣伝屋の浅ましさよ。