ずっと服用している桂枝加芍薬大黄湯を切らしてしまい、腹部の張りどころか、腰痛と背中の張りを感じる今日この頃。
右側だけ背中が張るので、肩こりと同じ要領で低周波マッサージ器なんかを使うのですが、よくならない。
で、たまに運よく排便できると、背中も楽になるという……。
「あのとき、病院で処方してもらえば……」
そう、後になって考えても仕方がない。
「たまには通販で市販のを買おうか」と思うものの、保険が適用されないと高くつくと躊躇う始末。
それでもと踏ん切りをつけるとしても、
「どうせ値が張るなら、今までと違うものを……」
そう思ってしまうのが、私の性分。
違いを知り、比較して、レビューしたい。
買ったことが無いものに手を出すだけでも、新しい体験というか、前に進んでいる気がするんですよ。
で、酸化マグネシウム。
「大黄」が入っている下剤に慣れ、効果が出にくくなったら……。
あるいは、それナシでは排便が困難な体になる前に……。
そういう言葉とともに耳に入ってきたのが、酸化マグネシウムでした。
動画は、健栄製薬の商品。
グリセリン浣腸剤「ケンエーG浣腸液50%」の会社。
あとは、消毒用アルコール製剤やワセリン。
サイトに行くと、便秘解消法としては見慣れた文章が……。
便秘を解消するためには、食事や運動など、生活習慣を見直すことから始めることが大切です。
運動しても、解消しないんですよね……。
歩くとか、畑仕事とか、そういう運動ですけど。
エアロバイクを漕いだ時期もありますが、あれって腰にダメージが来るんですよ。
家から出ないうえに、椅子に座ってパソコン作業な毎日を数年続けていると、体は変になりがち。
たぶん、ダメな椅子に座っているほど、悪化する確率は上がっていく。
今よりマシな椅子に座っていたときは、もっと違っていたもの。
会社勤めしていたときも、基本はパソコン仕事だったけど、何だかんだで立ち上がって移動することが多かったなと、今となっては思います。
誰かに呼ばれて動くとか、電話を取ってどうのとか、来訪者の応対でどうのとか……。
それ以前に、通勤という日々の運動がありましたし。
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話を酸化マグネシウムに戻して……。
酸化マグネシウムって名称を見ると、マグネシウムが豊富なバナナでも食べて、空気でも吸い込んでやろうかという気持ちになりますが、作用機序を調べたら下記のような文章が出てきました。
胃の中で胃酸(HCl)と反応することで塩化マグネシウム(MgCl2)になります。次に、腸内に分泌される膵液(NaHCO3)と反応して、重炭酸塩(炭酸水素マグネシウム:Mg(HCO3)2)、炭酸塩(炭酸マグネシウム:MgCO3)、になります。
腸内において、こららの塩類の濃度が高くなることで浸透圧が働き、腸管から腸内に水分が移動します。
普段なら、もっと掘り下げて色々と見ていくところですが、背中の張りがつらくて横になりたくなったので終了。
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「マグネシウムのために、バナナを買う」のも億劫になったら、お米のとぎ汁でも飲むのだろうかと、最近の怠惰な自分を見ていると思う。