蜘蛛が、巣の張り方を変えてきた。
そんな話。
家の周りに蜘蛛がいるんですけど、今年は変なんですよ。
例年通りなら、軒下の隅辺りに巣を作ったり、エアコンの室外機周りに作ったりするのですが、今年はダイナミック。
渡り廊下で繋がっている別の棟の屋根と屋根の間を数本の糸で繋げ、広範囲な巣を構築。
その近くには、1階の屋根と2階の軒下の間に糸を縦に張り、三角形の巣を作っている個体も出てきました。
かと思えば、2階の窓の範囲内で巣を作る個体も……。
ここ数年、似たようなポジションで、似たような巣を作ってきたのに、彼らに何がったのか……。
そんなことを考え、家の周りを歩いてみると、変化があったのは一部だけ。
なぜ?
脳裏に浮かんだのは、網戸の存在。
そういや、今年になって網戸を付けた付近だけ、巣の作り方を変えているような……。
まぁ、気のせいかもしれないですし、網戸が与える影響なんて、窓を開ける機会や、風の通り道の関係くらい。
いや、その風の流れが変わったことで、従来のポジションだと巣を作りにくかったとか……。
考えすぎかな?
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ちょっと気になって「網」について調べたら、いろんな種類が出てきて「うわぁ~」という気持ちに。
クモの網は丸い網(円網)のほかに、棚網、扇網、皿網など10種類の網型があります。
引用元:
てか、網を張らないクモが約4割もいるんですね。知らなかった。
毒を持っていて、デカいのは張らないんじゃないかくらいの認識だったので。
家の周りにいるのは、たぶんジョロウグモ。
遠目で見るに、そんな形状。
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あっ、別の可能性があった。
コーヒー……。
別に飲ませたわけじゃないけど、コーヒーの豆かすを置いていました。
網戸を設置してから、その風の通り道に……。
脱臭効果を期待して置いていたのですが、匂いでもやられるんじゃ……いや、ないかな。
そこに豆かすを置いたのは、汗で濡れた衣服が干されている場所だからです。
風が吹けば桶屋が儲かるじゃないですが、関係なさそうな思わぬ場所に変化が起こるもの。
それって、実は色んなことが影響しあっていて、絶妙なバランスの上に「現在の状態」があるのだと思った次第。
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書き忘れた。
エアゾールタイプの殺虫剤を使ったから張りにくいとか、そういうのは無いです。