自分の体臭には、気づきにくいもの。
なぜなら、常に嗅いでいる匂いだと、その匂いが当たり前と化すから……。
当たり前は「普通」なので、それを問題視するのは難しい。
誰かのワキガで倒れそうになったとしても、そのワキガの発生源となっている人は、自分の匂いで倒れたりしない。
そこにあるのは慣れなのか、適性なのか……。
はたまた、遺伝的に仕組まれた「疎外」能力なのか……。
ワキガは優性遺伝し、親子ともに現れる事が多いですが、日本人などの黄色人種ではその頻度は約10%にすぎません。白人や黒人ではほとんどの人に多少ともワキガがあります。ワキガの予防は皮膚表面の細菌を減らすため、洗浄などでいつも腋を清潔に保つ必要があります。
そもそも、どうして体臭なんていう要素を人は体得したのか。
気になる要素だけど、匂いの話を書き出したのは、身内のタオルが臭かったから。
凄く匂う。
ビニール袋の中に隔離しても匂う。
どうしようもなく臭い。
匂いを辿っていったら、そのタオルの傍にあったタオルも匂う。
匂いが移った?
なんだ、この現象は……。
大体、おかしいんだよね、普段から。
汗をかいたら洗濯に出せばいいのに、それを乾かしてまた着ようとする……。
汗をかいた衣類を洗わずに乾かすって発想が、どうにも理解できない。
が、ずっと それで生きてきた人間は、今更変わりはしない。
この辺が高齢者の厄介なところ。
「臭い」と言ったところで、本人は自分の匂いに“寛容”なので、否定されて終わり……。
この件に関するベストアンサーって、何だろうね。
まぁ、対峙する人間によっても違うし、指摘する人間によっても違うし、用いる言葉によっても違うんだろうけど。
楽なのは、テレビか何かで「実は匂っている」とか、「家族に嫌われる迷惑行動」とか、そういう感じの特集が組まれ、本人が気づくパターン。
人から言われればムッとして終わりだけど、自分で気づいて実行に移す分には……。
そう、誰かが言うのではなく、自分で気づくのが理想だよね。
だとすれば、前に書いた「子ども向けのイラストなどを使用した注意喚起ポスター」がベター。
問題は、そういうのを読まないうえに、読んでも「自分には関係ない」な人。
人の振り見て我が振り直せない人。
そのくせ、変なテレビの影響は受けるもんだからたちが悪いんだけど、逆に言えば良い影響を受ける可能性もあるわけなので、先のような発想に……。
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関係ないけど、脱臭効果がある炭として「炭八」って商品があるんですよね。
たまに干すといいらしいので、思い出しついでにメモ。