メモ書き

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鳥は、右によける|なぜ、ぶつからないのか?

鳥を見ながら、ふと思ったんです。

「鳥って、編隊を組んで飛んでいたりするけど、よく ぶつからないよな……」

で、軽く調べて行きついたのが、下記のページ。


オーストラリア、クイーンズランド大学のマンディアム・スリニヴァサン(Mandyam Srinivasan)教授の研究チームは、鳥たちはどうやって衝突を回避しているのかがついにわかったと発表した。高度を変えることとの組み合わせもあるが、最も重要なのは必ず「右に寄る」という動作だったという。

www.kagaku-kentei.jp


ポイントは、同じ高度を飛ばない、衝突しそうになったら必ず右に向きを変える。

でも、バードストライクってありますよね。
飛行機に限らず、鳥が何かに突っ込むのは、別に珍しい話じゃない……。

個人的には、窓ガラスに勢いよくぶつかった鳥を間近で見た経験があります。
たまに、人間も何もないと思って、透明なガラスに突っ込むので、そんな感じかと思っていました。

ただ、鳥の場合は移動方向が前後左右だけでなく、上下もあるので、注意を向けていない方向はあるでしょう。
例えば、羽根を広げてグライダーのように滑空し、下にいる獲物を探しているときなんかは、注意が下に向いているので前後左右は気配を感じる程度かもしれません。
そんな注意力が低下している方向から、想定外の何かが来たら対処できないでしょう。

とはいえ、空でぶつかっている鳥は見ない……。
ってことは、この高さにある植物は何々で、この高さを飛ぶ生き物も何々。
そんな高度データが遺伝子に蓄積され、その“想定”の中で動いている。
鳥によって飛行高度が違うのは、“彼らなりの取り決め”が、長い年月をかけて遺伝子上に組み込まれたから……。

そんな“彼らなりの取り決め”の外から、人工物が投入された為にトラブっているのかもね。
と、思ったというメモです。

ちなみに、バードストライクは、離陸する前に起こるケースが多いようです。
あと、エンジン部分に鶏を投げ込み、バードストライクの耐久実験をしているようなので、ドラマみたいなことが起こる機会は少ないかも。
起こるとしたら、航空機的に厄介な鳥「トビ」が大量に突っ込んでという展開か、大柄な鳶が……。
漢字で書くと、職業っぽいね。

バードストライクのおよそ半分は、滑走中など地上にいるときに発生します。
trafficnews.jp

関係ないけど、鳥がぶつからない理由を調べていたら、魚がぶつからない理由が出てきて、こりゃ人類も避け方を決めた方がいいなと思った次第。
人も、ぶつかりそうなときは「右」って、決めましょうか。

 

yumenavi.info