メモ書き

****

空きテナントに、会話クラブ

空きテナントに、会員制の会話サークルでも作ったら?
そんな妄想メモです。

居酒屋が入っていたビルの大半が、空きテナントになっている写真を見ました。
別に、驚きはしません。

1年ほど前に書いた文章は下記のもの。
何というか、潰れる予想はしていたわけです。

att3200.hatenablog.com

だから、今の事業を継続させるための資金ではなく、転職支援が要ると書いたはず。
そんな考えがあったので、業種転換に補助金のニュースにも反応しました。

att3200.hatenablog.com

さて、現状はどうか?

「いつか、また元に戻る」

そう信じて疑わない人が、多いのでしょうかね。
それとも、今まで続けてきた仕事を続けたいと願うのか……。

仮に、新しい仕事に就けば給与は50万円、今までの仕事なら16万円だとしても、なかなか新しい仕事に踏み出さない印象すらあります。
今まで16万円で働いてきたからこそ、その高さは怪しいと訝しむのでしょう。
単に、稼げない仕事に就いていただけであっても……。

人は、稼げる仕事に流れていくもの。
そんな合理的で、妥当な判断を、なぜか人はしない。
人間は、感情の生き物。
未知への期待より、慣れに対する安心感が、報酬よりも大事。

いや、知らない世界で下っ端から再スタートするより、慣れた世界で小さなパイを奪い合う方が、精神的な負荷が少ないのかも。

* * *

おっと、話がそれた。

閉店ラッシュの一方で、路上飲みに繰り出す人もいる……。

狭い賃貸アパートに一人でいると気が狂いそうだから、外で誰かと会って飲みたい。
でも、店は閉まっているか、早めに閉まってしまう。

緊急事態宣言って単語は聞くけど、詳しくは知らないので、「店が早く閉まる」という認識しかない。
なぜ、早く閉めるのかも理解できない。

それは、ニュースをチェックしている人にも見られること。

「なぜ、それが行われるのか」

説明すべき人はしないし、解説すべき人は語らない。
批判したい人は、何でも批判している。

なもんで、誰が感染しているかわからないから、人との接触を避けるための「休み」であっても、「自由時間が増えた」と人に会って濃厚接触

それが、この一年くらいに繰り返された光景でしょうか。

* * *

で、思うわけです。

交流したいのなら、積極的に交流できる場を設けたら?
そこで“安全な交流の見本”を示すことで、より多くの人の認識を深められるのではないか。

そんな建前。

本音は、安上がりな会員制クラブの運営で、楽して稼いだら? というもの。

そんなに話し相手が欲しい人が多いなら、誰かと直接会って話すのが目的のサークルに需要があるはず。
でもって、飲食店が入っていた空きテナントは、帰り道に寄りやすい駅近の物件が多い。

ふらっと寄れる そこに行けば、会話待ちのサークルメンバーが座っている。

換気充分の部屋で、飲食なし。
話し相手を求めている人と、好きなだけ話して帰る。
費用は月額制。

サークルでの交流が始まれば、そこでの友人ができて、サークルを抜けづらくなる。
結果、月会費という安定収入を確保。

特に設備投資もなく、会員の管理と椅子くらいで収入ゲット。
うまく行かなければ撤収。その費用も安く済む。

いや、空きテナントに悩むビルのオーナーが、次の店子が入るまでのつなぎとして使う手段に……。

* * *

そのうち、問題を起こす人が出てくるので、運営側が除名するとか、会話NGリストを作って……。

なんか、考えているうちに面倒になってきた。

どっちにしろ、失業者が増えれば、社会保障は増すでしょうし、よくないことも増えるばかり。
お金が無い人が増えるので、個人消費は冷え込むし、そうなれば企業の収益も悪化。
血液の循環が悪くなるように、徐々に景気は悪化していくでしょう。

その対策としては、空きテナントとなった場所で働いていた人の雇用確保。
次に、空きテナントとなってしまった場所を所有している人の収入確保。

ってなことを書いていると、会話クラブとか考えちゃうんですよね。

あと、そうだ。
会話しに来る人は、空腹禁止。
お腹が空いていると、気が短くなってトラブルになりやすいから。
酒も、入ってない方がいいよね。

飲んだ状態で話したいなら、オンライン上で会えばいいと……。
やり方がわからないなら、そのクラブで覚える。会った人に聞いて。

これで、ウェブ会議できません系の人も救われる?
そんな感じで、新たな出会いが、新たな知識の獲得に繋がるケースが増えるかも。

それに比べ、会社の愚痴を言うだけの非生産的な飲み会って、時間を無駄に費やす最たる悪習……。
いや、飲みたくもない上司や取引先と、業務の一環で飲むよりはマシか。

もしかしたら、飲み屋が消えることが、働き方改革の第一歩となって、少しずつ会社の在り様が変わっていったりして……。