接種スピードの鈍化は、反ワクチン派によってもたらされる……かもしれない。
そんな話。
ただの妄想なので、読む価値はありません。
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『携帯電話のサービスエリアの居住人口の割合(人口カバー率)は99.97%。
未だに携帯電話のサービスエリア外の居住人口(エリア外人口)は全国で約3.9万人。』
引用元:総務省の資料
いきなり関係のない携帯電話のカバー率を出していますが、似ている要素があると思っています。
人が多く住んでいる地域は決まっているので、平野部に基地局を設置すれば、カバー率は大きく跳ね上がります。
95%くらいまで増やす労力と、残り5%分を増やすのが同等くらいにコスパが違う。
そんな話を聞いたことがあります。
狭い日本でコレなので、広大な面積を持つ国だと、基地局ではなく衛星電話が現実的。
そんなことも耳にしました。
で、どの辺が似ているのかというと、コスパのところ。
接種スピードを上げたい、接種人口を増やしたいというなら、効率の良い場所と人を選択すべき。
それが無理でも、方針が「誰でもいいから早く」なら、拡大抑止には効果的。
人口の一定以上の割合が免疫をもつと、感染者が出てもほかの人への感染が減って流行しなくなる「集団免疫」状態になるので。
だから、「割り込み接種だ」と騒いでないで、予約しまくってドタキャンしてる奴でも報じてればいいのに……。
そう思ったというメモです。
高齢者へのワクチン接種が本格化する中、医療機関では予約のキャンセルが相次いでいます。複数の予約をとって接種の時期が遅いほうをキャンセルするケースが多いとみられ、福島県郡山市の医療機関は、廃棄するワクチンが出るおそれがあるとして、予約の重複を控えるよう呼びかけています。
引用元:
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上のドタキャンもそうですが、反ワクチン派の人の分も無駄になるでしょう。
なにせ、期限が決まっている物だもの。
「キャンセル分は誰に?」を決めている自治体もあり、その点は評価していいところ。
結局は「誰でもいいから早く、無駄なく」なので。
高齢者を優先しているのは、重症化するリスクが高く、かつ介護も必要なら従事者の負担が半端ないからでしょう。
ただ、亡くなった方が感染していたら、主な死因が別にあってもコロナになるそうなので……って、この話はいいや。
他に優先すべき接種者は、感染リスクの高い医療従事者や、不特定多数と接点のある業種の人。
そういう意味じゃ、インフラに関係ないけど、感染リスクが高い業種は規制したいでしょうね。
不特定多数と接点がある上に、免疫力を低下させるものを提供してるなら、なおさらね。
でもって、万が一を考え、代わりが見つけにくい何らかの代表者。
防衛に携わる人なんか、専門的知識のほかに、保持すべき事柄が多いので、優先すべき対象だと思うんですけどね。代わりが効かないという意味で。
こういった優先順位づけも、ワクチンが豊富にあれば要らなかったかもしれませんね。
誰でも気軽に受けられれば、それで終わりなので。
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そんなこんなで接種を進めたところで、反ワクチン派の割合が高いと、そのスピードは鈍化していくでしょう。
最悪、そういった人々で集まり、反ワクチンをアピールしようものなら、まだ見ぬ脅威に繋がる可能性も……。
携帯電話のカバー率を出したのは、この反ワクチン派は永遠にカバーできない層であり、この対処をどうするのかという問題になるから。
「サービスの全国展開」という命題のもと、大きな問題として取り上げるか、それとも切り捨てるか。
結構な選択肢かもしれません。
彼らの分を確保したことで、一定の数が無駄になるとしたら、その分だけ他国に譲ったほうが良かった。
この一点だけ見ても、問題点なわけです。
そんな反ワクチン派を育てたのは誰か……。
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危険性を煽っておきながら、今度は遅いと批判する……。
じゃ、早ければよかったのか?
国内臨床をせずに、シノバックでも、アストラゼネカでも、どんどんやっていれば?
結果的にとなりますが、ワクチンを接種しても、mRNAじゃないのは微妙な感じ。
ブラジルは2020年8月、7000万回分のファイザーのワクチンを購入する提案を断って、アストラゼネカのワクチン(こちらの方がかなり安い)に賭けた。だが、ブラジルでは現在、ワクチンの供給が足りておらず、予備のシノバック・バイオテック(科興控股生物技術)が開発したワクチンに依存している。
インドではこれまで、承認済みのワクチン2種類を購入できるのは連邦政府のみだった(インド政府は、英オックスフォード大学とアストラゼネカが開発しSIIが製造する「コヴィシールド」と、国内企業バーラト・バイオテックが製造する「コックスヴァクシン」を調達している)。
少なくとも1回接種した人の数だけ見たら、インドって日本より多いよね? 人口が多い分を加味しても。
なのに、変異株が話題。
早くに接種を開始していたら、そのときは「我々は実験台か」「危険性も確かめずに」みたいなことを言っていたのでしょう。
そして、たいした効果がないと騒いでいた。
効果がないほうを接種した人が、不平等だと文句を言っていた……かもしれない。
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そう、文句を言うのが仕事。
「これは大変だ」と騒ぐのが仕事。
ってなことを考えたけど、誰かに話して何かを言われるのも嫌だから、こんなメモを書いて気持ちを整理するだけ。
最近は、妙にイライラしていたところもあり、そういう気持ちを文章に残したつもり。
あとで、自分の目にどう映るのか。それを知るために。
【追記】
「ワクチンのせいで、10~20年後にガンになる」
「遺伝子が組み替えられる」
といった見解を見ました。
完成して日も浅いので、「10~20年後」のデータはありません。どの辺から、この数値を持ってきたんでしょうね。
そりゃ、今まで無かったタイプのワクチンなので、想定できない要素もあるでしょう。
しかし、思い込みの妄想は素人だけにしてほしいと、医師が言っていると思いますし、そういう人は「最先端のアップデート」をしているのだろうかと、疑問に思うことも。
ほら、不必要に抗生物質を投与してるような人たちとか……。
でもって、10~20年後ならワクチンに関係なく、ガンになる人は増えるでしょう。
そういうものだもの。歳を取れば、可能性は高くなる。何しても、しなくても、今よりは。
日本の平均年齢は、48.4歳です。
約50歳。その10~20年後は、60~70歳。
年齢的に、ガンは身近。
そこに、どれほどワクチンの有無が関係するでしょう?
遺伝子の組み換え?
BCGも、最初は「牛になる」って言われましたからね。
そういう懸念はあるでしょう。
実際には、スパイクタンパク質を作るだけ。
敵となるウイルスの型を覚えさせ、その抗体を作るので、組み換えどうのという話じゃない。
組み換え大豆を毎日のように食っていても、体は大豆にならないでしょ?
平成29年の大豆の自給率は7%です。
引用元:
まぁ、経口摂取と筋肉注射じゃ大きく違いますけどね。
あと、ワクチンといえば弱毒化されたものしかないと、従来の情報のままの人も少なくないようでした。
そんなもんなんでしょうかね、世間的には。
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「ワクチン受けた医療従事者死亡」
こういったニュースに関しては気の毒に思うし、医療従事者の方が起こりやすい気もしています。
「医療崩壊」という状態にあるなら、おそらくは過労。
弱り切っているところに、今までにない刺激……。
統計的なデータを見るまでは何とも言えませんが、後になって特別な環境下だったと、書き加えられるかもしれませんね。
他の仕事をしている人だって、コロナ禍以前よりストレスが増した人もいるでしょうね。
ストレスの最たる原因は、仕事ですから。
そういう意味で、休める人は休んで、元気な状態で受けてほしいかなと。
ずっと休んでいる人は、これからも休むために、今日も休んでれば……。
いや、たまには動かないとダメだよね。