メモ書き

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中国の倒し方、アメリカの倒し方、インドの育て方

jp.reuters.com

上記の類のニュースを見て脳裏をよぎったのは、スノーデンでした。
アメリカが世界を監視している……。
まぁ、そんな感じのこと。

「そのアメリカが……」という視点で見れば、先のニュースも見方が変わりますね。

「キレイごとじゃないのよ世界は HA HAN」

中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」風に書くと、そんな感じ。
まぁ、監視とスパイじゃ違いますけどね。


* * *

米ソ冷戦時代には、宇宙開発競争していましたが、今回はワクチン開発競争でしょうか。
(研究している人には競争という意識はなく、情報交換しているようですけど)

競争の果てに、世界中の人に行き届けばいいですけど、まずは自国民優先……。
この辺も、キレイごとじゃないですからね。

ただ、あの国は自国民を救う気があるのかという……。
何せ数が数なので、救うとしても選ぶでしょう。
まずは党員。次に……。

一人っ子政策による歪なピラミッドを考えると、若い女性優先とかありそうですね。
いや、その前にワクチンの実験台として、打たれる人もいるでしょう。

youtu.be

怖いのは、ワクチンを餌に何らかの戦いに駆り立てるパターンでしょうか。
成果を上げた者の家に、優先して……みたいな?

* * *

とはいえ、「ワクチンより、食糧を……」となれば、話は変わるでしょう。
例の水害の地域、穀倉地帯だと聞きます。
中国産のバッタが発生した東北部も、そうだったはず……。

こうなっては、オーストラリア牛肉の輸入を停止し、大麦の関税を上げたのは、自ら兵糧攻めするようなもの……かも。
この辺、その後どうなったのか追ってないけど……やばいんじゃない?

中国の貿易相手国、輸入ランキングを総額で見れば、

1位 韓国
2位 日本
3位 台湾、アメリ
4位 ドイツ
5位 オーストラリア

輸出は、アメリカ、香港、日本、韓国、ドイツ、インドの順。
ちなみに、日本が中国から輸入している食品で多いのは、にんにく、たまねぎ、イカ、ウナギ……。確か、イカってヤバいんですよね。漁獲量の減少が。

輸出しているのは、電気機械、一般機械でしょうか。韓国も同様。
中国へ部品を送って、組み立てたのを輸入するパターンだったかな?

話がそれましたが、オーストラリアの“それ”は大きいよね?
中国の食糧自給率は100%に達していたはずですが、「果樹栽培をやめて稲作に」というニュースを……と書こうとしたところで、情報源が気になりました。

先の東北部バッタを含め、中国の食糧事情ニュースって、出てくるのが大紀元とThe Liberty Web ばかりなんですよね。
前者は、アンチ中共メディア。彼らの気功が邪教扱いされ、恨みを抱いたとか……。
後者は、幸福の科学出版によって商標登録されているサイト。


なので、「中国の倒し方」として、食糧不足で反乱という話を書く気が失せました。
「倒し方」と書いていますが、ノリは「任天堂の倒し方、知ってますよ」に近いです。
いわゆる負けフラグ

本当に倒しちゃったら、被る被害も大きいんでね。
リーマンショック後みたいに、不況下では景気を引っ張る存在が要りますし……。

さすがに、引っ張るレベルのことは、もう期待できないでしょうけど、潰れられても経済的な悪影響が大きいでしょう。

* * *

次に、アメリカの倒し方です。
こちらも、倒してしまったら大変なのは同様。

何せ、先進国で人口が増えそうな貴重な国なので、投資家の資金が集まるだろうし……。
その事情からして、誰も倒したくはないでしょう。
いや、軍事介入された地域の住民は倒したくて仕方ないでしょうけど、それが叶ったら巡り巡って援助的なものが期待できなくなるという……。

それでも、精神的満足のために倒すとしたら、真っ先に考えられるのはテロ。
相次ぐテロで街を混乱状態に……。
費用も抑えられますしね。

暴動の自由が保証されているのか、荒れに荒れていますが、無差別テロは……。
そうだ、三密を避ける行動は、テロ抑止に繋がりますね。
無差別テロは、多くの人をターゲットにしたい。
言うなれば、三密が好条件。ウイルスと一緒。
それを避けている状況なら、テロの効果範囲も……。

てか、この状況下で起きていないのなら、起こしていた連中も感染症で苦しんでいるのでしょう。
そういうことですかね。

結局、目下の憂慮すべき事態は感染症と暴動。

暴動に関しては、真意はともかく「中共に先導され、自国を混乱に陥れた」と思わせられれば、不都合の存在を一網打尽に……。
そう考える人が出てくれば、流れは変わるかもしれませんね。

最近 見返した銀河英雄伝説の同盟クーデターを思い出します。
救国軍事会議のエピソードですね。


* * *

アメリカが他国と対立すると、すぐに「戦争」というワードが出てきますが、フィクションの戦争とは、だいぶ違ってきているでしょう。
それは、歴史として習う戦争に対しても言えます。

その理由は「誰でも雇用、誰でも兵士」という前提が崩れたから。
兵士の育成に時間と費用がかかる……。
そのコストが桁違いに高くなり、人を選ぶようになれば、公共事業をするように戦争していた古代のそれと、捉え方が変わるというもの。

何というか、古代の戦争はリセット機能でした。
暮らしに困る出来事があり、それを解決した者が頂点に立つ。
すると、一時はいいものの、解決者の関係者が得をする世の中になり、搾取される人々が生まれる。
すると暮らしに困る事態となり、また解決する者が現れて……。
このループ。

でもって、身体を使う肉体労働なので、参入しやすかった。下剋上のチャンスでもあった。
その点で見れば、公共事業とさえ言えるのではないか……。

そんな戦争の在り様は、かなり前に変わった。

剣や弓の戦いが第1次産業とすれば、戦車と戦闘機は第2次産業。
その先にある第3次産業としての戦い。
第3次産業は、商業、金融業、運輸業情報通信業……。

情報の戦争。

だとしたら、サイバー攻撃対策に、もっと予算を回すべき。
サイバー攻撃している連中に「お金」をちらつかせてスカウト。
「あんたらの国じゃ、いつ偉い人に殺されてもおかしくない。うちに来たら、命が保証される」というわけです。

でも、向こうの国営メディアの情報源しかない場合、その思想に凝り固まっていることでしょう。
そこで国営メディアからの情報を遮断し、他のメディアへと目を向けさせる。
アプリの禁止措置には、そういう側面もあるかもしれませんね。

と、どんどん話がズレていく。
ズレていく上に、興味も失せたのでインドの話をサラッと書いて終わりにします。

* * *

「次に有望な市場は、インドだ」

こんな言葉を聞くたび思うのです。
また、新たな中国を生み出そうとしているのではないか。

インドと言えばカレーなイメージですが、抱えている闇は思っている以上に深い気がしますし、そこまで平和的でもないと……。

国際社会で付き合うなら、いつかは踏み込む身分制度
それを介入と見なされ、争いが起こるやも……。

戦って勝てる力を手にしたとき、人は変わるもの。

過去の歴史を見返し、植民地化した国への報復を開始。
西洋国家、受難の時代の幕開け。

となれば、新たな脅威として君臨することでしょう。
いや、「新たな秩序」と宣言するかも。

* * *

いやぁ、どうなるんでしょうね。
覇権国家は100年単位で変わるとも言いますが、それだって ここ数百年レベルでの話。
千年後には、別の解釈が主流になっている気がします。

「結局、〇〇を制したものが、覇者となるのだ」

そんな感じで。

取り敢えず、今は「総領事館の落としどころは、どこかな?」と思いつつ、隣国のビラ騒動のように、いつの間にか報道されなくなっていくパターンじゃないかと思いながら、今日も「ドル円」を見るのです。

ここ最近、急に安くなったドルを……。

 

兵は詭道なり