メモ書き

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「発症するのに必要な病原体数」と「三密」

発症するのに必要な病原体数の話です。

一般の人が食中毒病原体に感染して発症するのに必要な病原体数は、大ざっぱに言って10万以上です。しかし、ノロウイルス腸管出血性大腸菌O157カンピロバクタークリプトスポリジウムでは、100~1000という少数で発症します。
引用元:新潟薬科大学・応用生命科学部 食品安全学研究室

別のサイトでは、ノロウイルスは少量(10~100個)でも発症するとあります。
怖いですね。

pro.saraya.com


逆に考えると、平気なレベルの量ってのも、あるわけですよね。
なんか、そういうのって、あまり話題にされない気がしますけど。

まぁ、めちゃくちゃ増えるみたいなんで、気にしないのかも。

 

1個のウイルスが細胞に感染して増殖すると、8時間後に約100個、1日で100万個になるといわれている。
引用元:

pro.saraya.com

 ムーアの法則もビックリですね。

 

ただ、クラスターの発生を見ていて思うのは、そこに大量のウイルスが集まってしまい、発症の臨界点を超えるから……。
そう捉えられなくも? これは、素人考えですけど。

あと、生物としての何らかのタイプが異なる人が多いほど、活性化に繋がるんじゃないかとか……。
素人の妄想は膨らむわけです。

その根拠は、物質の安定性にあります。
例えば、水と油を混ぜるとして、その分子の大きさがバラバラだと、放置すれば油の粒子同士が合体し、最終的には油の部分と水の部分で分離します。
それに比べ、分子の大きさが揃っていると、安定する……。
だから、「何らかのタイプが異なる人」の方が、状態は不安定化するじゃないかって説。

似た者同士が集まると安定し、似ていない人が集まると不安定化する。
言い方を変えれば、活性化するわけです。
活発にしたいなら、違う者を集めればいい。そうでないなら……。
そんな話。
なんか、もっと適切な事例があった気もするけど。

あと、高圧乳化法でエマルションがどうのとか、そういう調べものをした際に覚えた知識なので、割と怪しい情報になります。

油水分離で思い出しましたが、水に馴染みやすい部分を「親水基」と言い、油に馴染みやすい部分を「疎水基」と言い、その両方を持つ物質が「界面活性剤」だったかな……。
洗剤の成分表記にあるアレですね。

それを使えば、エンベロープウイルスのエンベロープを破壊でき、その効力を……というのは、エンベロープが油脂の膜って聞いてから、思っていた話。

今さら書いても、だから何って感じですけど、自然派シャンプーとか使ってないで、界面活性剤なシャンプーで、髪を洗っていれば……とか。
普段から、台所洗剤を使って洗い物をしていれば……とか。
そういうことも考えるわけですよ。

あれ、話が変な方向に……。
本当は、ノロウイルスみたいに、「感染して発症するのに必要な病原体数」を知りたかったんですけどね。
せめて、インフルエンザとかの。

ノロウイルスは、ノンエンベロープウイルスなんで、そもそも壊すべきエンベロープがなく、毛色が……という流れで、アルコール無効説を書こうとしたところ、違う意見を発見。

エタノール系消毒剤については,エタノール単独ではエンベロープをもたないウイルスに対して一般的に不活化効果は高くないとされる。近年エタノールに別の成分を添加し,不活化効果を高めたエタノール系消毒剤が各種市販されていることから,これらの一部の製品について不活化試験を実施した。その結果,有機物負荷のない条件では 11種類中,2~4log10 感染価が減少したものが 7 種類認められた。

引用元:ノロウイルスの不活化条件に関する調査報告書

ほぉ~、ですね。

なんか、眠くなってきたので、この辺でやめます。

免疫の「PD-1ブロック」とかも調べる予定でしたけど。
すぐき漬から発見されたラブレ菌が、インフルエンザなどに対する免疫力をどうのというのも……。