対立する大国同士が直接ぶつかり合わずに、どこかの国をバトルフィールドにし、そこの内戦や民族対立を利用して衝突する……。
今でいうなら、ロヒンギャ虐殺に外野が参加するような感じ?
そんな可能性を今の米中で考えてみたというメモ。いや、妄想。
そもそも、リアルにぶつかり合ったところで、得るものが あるのかは不明……。
土地を奪ったところで国際的な立ち位置がアレだし、そこまでするほどの資源もあるようには思えない。適地で適量生産の方が割がいいはず。
なもんで、戦いはネット上になる方が現実的。
そんなことを前に書いた気もするけど。
ドローン兵器でもハッキングして動かせたら、非常にコスパよくスピーディーに相手の領土を攻撃できるという……。
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米中と書いたけど、先にオーストラリアで始まった気がしないでもないです。
貿易の方の戦争が……。
地政学に詳しい人なら、中国から見た世界地図を思い浮かべ、海路で太平洋側に出ていくのに邪魔になる国として……。
いや、それだとオーストラリア以前に、尖閣が厄介でしょうね。
海路で出るには、蓋をされた感じ。
沖縄の基地移転問題は前からありますが、防衛の立地としては、あの辺ほどの重要さは他にないんでしょうね。
ただ、土地としては島なんで、兵站の確保が難しいかも。
船での輸送がメイン。でも、スピード感を持ってするなら、やはり航空。
とはいえ、離着陸には滑走路が要るので、長く平らな地面が必要……。
まぁ、滑走路が要らないヘリコプターで、大量に物が運べる機種が配備されれば、事情は変わるんでしょうけど。
それが配備されたら、日本を仮想敵国と見なす側は、嫌でしょうね。
尖閣を抜きにしても、台湾があります。
そういう意味で、話題の香港を含め……となるわけです。
仮に香港やマカオから自由に出入りできるなら、フィリピン側に出やすい。
でも、確かフィリピンでも部分的に対立していたはず。
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インドネシアでも、似た感じかな?
そこをクリアしても、最後にオーストラリアですよ。セキュリティダイヤモンド構想の一画の……。
オーストラリアの番組で、中国資本に乗っ取られた的な検証番組があったそうですが、そのくらい着々と染め上げていたのに、結局は関税合戦ですか。
「したたか&じわじわ」と進んでいた計画が、急拡大によって気づかれ、表面化した感じがしますね。
オーストラリアの北にパプアニューギニアがありますが、ここは省略。
こういった海路で邪魔になるところで軍事衝突し、代理戦争へ……。
それだと、海軍力勝負になるので、避けたいでしょうね。
何より、中国が応援する側がいない。
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となると、陸路になります。
何だかんだ言っても、隣接する旧共産圏で争うのは考えづらい……。
実際、隣接するところで小競り合いしているのは、インド。
人口比的にも、バトル相手としては妥当過ぎて、逆に相手にしたくないでしょう。
核、持ってるしね。
前哨戦としての代理戦争、軍事力チェックとしてのそれを展開するなら、もう少し規模が小さい場所が好都合……。あるかな?
あ、ありました、朝鮮半島です。
火ぶたを落とすキッカケは、脱北者のビラでしょうか。
ビラで煽られ、死亡説が流れた彼に代わり、妹が始めてしまう流れ……。
中国は北を支援し、アメリカは基地がある南につく。
ここでチェックされるのは、アメリカがアジアに本腰を入れるのかどうか。
ひいては、あのトランプが日米安保をどう思っているのか……。
それを確認……したところで、メリットは あるんでしょうか?
こういう思考を巡らせると、陰謀論マニアになった気分になります。
もちろん、争いなんて望んじゃいません。
ただ、最悪のケースを想定してしまうだけ。
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そういえば、中国というか、中国共産党の目標って、どこにあるんでしょうね。
GDPでアメリカを抜く?
あくまでも そこにあるのなら、貿易黒字を生み出す国を相手に、対立し続けてもね……。
自国の工場で生産したものを輸出し、ドルを輸入する。
基軸通貨の確保で、国の何かを担保して……。
それで、あまりに自国通貨が高くなっても、安い労働力という売りがなくなると困るけど。
なんか、話がズレていく。
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地理的には離れていますが、トルコの可能性も考えてみようと思いましたが、飽きたのでチェック用のメモだけ。
破綻しそうなトルコを中国にぶつける説です。
物価上昇⇒高金利NG大統領で利上げしない⇒金利低い国から金利高いところへ⇒リラ安⇒ドル建て借金。
トルコのサービス収入の約9割を占めるトルコの観光セクター
産業割合:サービス業(59.2%)
ロシアから武器
https://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2020/05/07/20200507-001-1412852
ウイグル人と民族的に近いトルコはなぜウイグル弾圧に沈黙しがちか