メモ書き

****

芸能人なんか、いらない

「不祥事は起こすし、政治的な発言をして広告価値を下げるし、反省しないし……」

とくれば、広告塔としての役割は、他の存在へ。

「イラストなら、不祥事を起こさないし、発言しないし……」

ところが、

「このイラストは、過度に性的!」
「公共の場に不適切!」

という展開に。
イラスト単体の問題としてではなく、“広告塔としての芸能人の流れ”で捉えると、“性的なイラスト叩き”の背後に、そのポジションを奪われそうな“芸能人事務所”または“広告関連業者”の存在を疑いたくなるもの。
まぁ、都市伝説の域を出ませんが。

で、次はAIによる自動生成です。

youtu.be

そもそもが“存在しない人間”なんで、不祥事なんか起こり得ない。
不倫しないし、問題発言しないし、思想的偏りもない。
イラストじゃないので、誇張がどうのとも言われない。

ただまぁ、「なんか、見たことがある」とか、元にしたデータの肖像権とか、言い始める気がしないでも……。
偶発的に「俺に似てる」も可能性あり。

じゃ、やっぱイラストでとなった場合、こちらも自動生成が可能なんですよね。

cre8tiveai.com

とはいえ、万人受けしそうな感じはしないので、結局は「かわいいフリー素材集 いらすとや」無双になるんでしょう。

なんか、海外の掲示物でも使われているようで、一時期「世界進出」と言われていたような。
もはや「いらすとや」は、現代の浮世絵なんでしょうか。

www.irasutoya.com

ただ、ビジュアルとしての価値以外に、芸能人には他の“付加価値”がある場合も……。

憧れの対象である“生身の人間”だからこそ持ち得る価値。
それは、盲目的な支持を集め、ファンを従わせられるカリスマとなることも……。

例えば、株式会社エル・アンド・ジーの「円天」事件のように。

npn.co.jp


“宣伝役”としての価値で生きる“芸能人”が、政治に口を出す不快感。
そこにあるのは……って、前に似たようなことを書いたかな。

att3200.hatenablog.com

長々と書かなくても、発言云々以前に「タレント議員」に対する批判と、根本的には同じかもしれません。

でもって、「私には、政治の話をする権利もないのか」という批判には、「批判する権利もないのか」と言うでしょうし、“有名人としての発言”じゃないなら気にしないので、「言いたいなら、裏アカウントでいくらでも」と。

なんというか、“影響力で悦に浸りたいだけ”って感じの人が少なくない気がするんで。

* * *

AI自動生成ついでに書くと、ディープフェイクもあるんで、“役”に合わせた“外側”を生み出し、演技者に被せるという手法も可能なのでは……と。

つまりは、見てくれに捉われず、演技の良し悪しでキャスティングし、相応しい“外観を被せる”という手法でドラマ作りができれば、何かが変わるかもしれない。

その行き着く先に待つのは、芸の無い“芸能人なんか、いらない”という未来……。

ということを考えたというメモです。

【追記】
嫌われもののステマ
それと同じことが可能なんですね、政治的発言でも。

圧力団体「Aさん、うちの反対活動を支持してくださいよ。見返りは、これで……」
A「XXには断固反対!」
Aのファン「私も!」
圧力団体「やっぱ影響力がある人は違うなぁ」
A「それで飯を食ってますから」