メモ書き

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ドラマ「モザイクジャパン」の感想

都会で働いていた若者が、田舎に帰ったらAVで稼ぐ街になっていた。
そんな話です。

アマプラにあったので、何となく視聴開始。
「ああ、ラブホテル 豪華編」を見たから、目立つところに表示された気がします。


地方にあるAV産業と言うことで、石川県のビデオレンタル屋から始まったDMMを彷彿というか、モデルにしたのかなというのが第一印象。
無修正のエロ動画を海外サーバーで運営という点は、fc2辺りを参考にしたのかなと思いました。

まぁ、そっち方面は そんなに詳しくないんですけどね。

ストーリー的には、非常識な環境となった田舎に染まり切れない主人公が、徐々に染まっていく感じと言えば、だいたい想像できるでしょうか。

挿入すると痛がるAV女優にガチ恋し、彼女の脱AVを目指すといった展開になり、最後は……見てのお楽しみ。
お楽しみと言っても、個人的には あまり楽しめていない気も。
原因は、主人公が恋するAV女優の言動、キャラ性の気持ち悪さですかね。
何というか、急に訳の分からないことを言い出して怒る人を思い出しました。

AVに出る人も、様々だと思います。
大きく分ければ、自ら進んで職業として選んだ人と、そうでない人。
前者だとドラマになりにくいので、そりゃ後者になりますよね。ヒロインは。

実際、そういう人もいるんでしょうけど、序盤は「アイドルと一緒にしないでください。厳しい業界なんです」とプライドを持っているようなことを言っておきながら、終盤に「同じAV女優の友人は、お尻の穴が広がって、軽自動車に轢かれて」と、急に悲劇性を持ち出すのは、何かこう登場人物というよりは、作り手の代弁者という感じがして、不快でした。
そこが、気持ち悪さのひとつかも。

どこかで誰かが、無知な主人公に説明しないといけないでしょうから、彼女以外に説明役を用意した方が良かったのかも。

ちなみに、この説明には単体女優と企画女優の違い、汁男優のギャラとか、そういった業界事情も入っていたかな。
この辺の用語やAV出演者の実情に関しては、「ダラケ!」というクイズ番組のAV回がわかりやすかったと思います。

個人的な興味は「こういう作品って、どういう風に終わらせるのか」にありました。
で、見終わって思うのは、出オチだよなと。

すっかり変わった驚きの地元。そのコンセプト勝負といった感じでしょうか。
気になったのは、“狂った人”の描き方が、いかにもなところ。

予想外に良かった点は、利用されていると知って利用されている人が、問題があれば利用していた人を「利用していた」と罵り、急に被害者面するというくだり。

もし、この作品を誰かにオススメしなくては いけないのだとしたら、ビジネス書が好きな人かな?
その理由は、特にないです。

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ドラマとは関係ないですけど、気になっているAVがあります。

www.dmm.co.jp

 

これは、水曜どうでしょうみたいな企画なんでしょうか。

www.dmm.co.jp

AVなのに戦闘シーンがあります、体力ゲージが表示されるタイプの。
でもって、CGを使っているという……。