メモ書き

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「ああ、ラブホテル 豪華編」というドラマの感想

アマゾンプライム対象作品をめぐっていたら、タイトルの異質感が半端なく、気になっちゃったので視聴。

前作は「ああ、ラブホテル」ですが、こちらはアマゾンプライムの対象じゃないので未視聴。どっちも、WOWOWで放送されたのかな?

「ああ、ラブホテル 豪華編」は、タイトル通りのラブホを舞台にした短編。
1話25分ですが、12分くらいの短い話×2なので、すぐに終わります。
オムニバス形式なので、各話に繋がりは ありません。

共通して出てくるのは、清掃員のオバチャンくらい。
このオバチャンが使用済みの部屋を掃除し、その部屋で何かを手に取るところから始まります。

それは、画面がひび割れたスマホだったり、ギターだったり、風防が割れた時計だったり、日本地図だったり……。
そこにいた人が、何をしていたのか気になる物なので、「なんで、それがあるんだろう?」と思ってしまい、話の展開に注目してしまう……。
その作り自体は、うまいなと感じました。
まぁ、2つ目のエピソードくらいまでは。
あとはまぁ、段々としょーもない話になっていってるなと。

後半になると、最初に目にするアイテムと話の展開が そこまで関係無く、それがあったところで展開も気にならない……。
そんな話が増えていくんですよね、段々と。

基本、コメディタッチなので、気楽に見る分には それでもいいかも。
デリヘルをチェンジしまくる話などは、BGMに使われているヴィヴァルディがかわいそうになりますが、バカバカしい話としてはアリかなと。

全5話(全10エピソード)を見終えた時点で、印象に残っているのは2夜。
2つめのエピソードですね。

ラブホの部屋で、初めて会う二人。風俗のサービスでもないのに……。
このシチュエーションからして、おかしい。

それぞれの事情の奇妙さもありますが、やっぱりオッサンのキャラと演技が秀逸。
何というか、最高に思考回路が変な感じで、実際に会ったら間違いなく苛つくタイプなのに、どこか 面白く感じてしまう。そんなオッサンが良かったです。
話というより、キャラで持っていかれた感じでしょうか。

ただ、これを見たときの精神状態次第で、評価はガラッと変わるかも。


このドラマを人にすすめるかと問われれば、答えはノー。基本的には。
内容が内容だけに、異性には すすめづらい……。下ネタが多いので。

すすめるとしたら、時間がない人でも楽しめるドラマを探す同性かな?
話と話の間に紹介される全国のラブホテル写真も、なんか“いい感じ”なので、ネタとして見る分には すすめやすいですけど。