メモ書き

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文句を言う人は、何をしても文句を言う

文句を言う人は、何をしても文句を言う。

ブラック企業なので早めに退職→「すぐ辞めるなんて信じられない!」
ブラック企業で体を壊す→「そんなところ、すぐに辞めろよ」

・未婚で子供なし→「早く子供を」
・結婚して子供あり→「子供がうるさい」

そんな人の希望を叶えると、次の要求をするだけ。
例えば、親のパターン。

・ご希望の会社に入った→「出世しろ」
・出世した→「もっと上がいるじゃないか」
・一番上になった→「天狗になるな! 地位や名誉より大事なものがあるだろ」
・社会に奉仕する→「偽善だ!」

文句って、いくらでも言える。
文句には際限が無い。それは、人の欲から来るものだから?

今まで不満に感じなかったのに、隣よりも何かが劣ると知ると、急に文句を言いたくなる。

その原因が自分にあるとき、もしくは都合が悪いとき、どうにもならないと思うときは、「よそはよそ、うちはうち」と言う。
他者に原因があると思うとき、対処すべきだと思う人がいるときは、「お隣は、こうなのよ」と言う。

比べなければ、幸せだったものを……。

これが幸福度が低い理由のひとつだとしたら、世界の超富裕層26人みたいな内容を拡散すれば、世界規模で幸福度が下がるのだろうか?

まぁ、それはそれとして、何をしても文句を言う人には、特徴がある。

想像力が足りないのだ。

先のブラック企業の例なら、一点しか見えていない。
辞めた場合は「どんな会社だったか」を気にしていないし、体を壊した場合は「働いていた人の事情」を知ろうとしてない。
相手の行動理由を考えないのだ。

自分がこの「何をしても文句を言う人」になることもあるだろう。

相手に対する想像力が足りなくなると、とにかく“自分の気持ちをぶつける”ことだけを考える。


「私を、わかって」「とにかく、わかって!」

結局のところ、言ってることって、それだけなのかも。

「あなたがわからない、私をわかって」

だから、逆に訊いてもらうと冷静になれる。

「で、何をしてほしいのさ?」

この際、そうすべき理由と根拠、メリットも訊き、その発言の責任をどう取るのかまで言及すると、きっと楽しいことになるだろう。
悪い意味で。

それはそれとして、100円もしないお菓子でハッピーになれた頃には、もう戻れないんだろうな。