メモ書き

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検索が使えなくなったのは、スマホが普及したから

以前に比べて、検索しても欲しい情報が出てこない。
クソみたいなサイトが、上位に表示されている。

そういった意味で言われている「検索が使えなくなった」という意見に対し、それは「スマホが普及したから」という可能性の示唆です。

そんなことを言われても、「はぁ、何を言ってんの?」でしょうから、そう思った経緯を書いていきます。

検索順位は、検索エンジンアルゴリズムで決まります。
Googleの場合、ログインした状態だと、その人の閲覧傾向が加味されます。
位置情報が伝わっている場合は、それも反映されているでしょう。

なので、同じキーワードであっても、人や場所によって結果が変わる可能性があります。

この時点で、ログインした状態でクソみたいなサイトばかり見てるから、そういう結果になっているのではないか。ということも、あり得るわけです。

次に、個人的な経験の話になりますが、アクセス状況が順位に影響を与えている気がします。
それは自分のサイトのインデックス状況、アクセス状況を見ての推測です。

似たような内容で、似たような検索結果にあり、ともに被リンク無しのページが、ありました。両者の違いはアクセス数の有無だけ。
しばらくし、アクセスが無い方が検索結果に出なくなり、ある方が残った……。
そんなケースがあった気がします。もちろん、他の要因も考えられます。

ただ、アクセス数が無いというのは、需要が無いのとイコールなので、インデックスしておく必要性が低いのは確か。効率化のために、データベースの無駄は省きたいところ。
「アクセス数が少ない」「滞在時間が短い」といったデータは、そのページの質の低さと認識するようになっていても、不思議は無いでしょう。

妥当な判断と思えるかもしれません。
でも、嫌な可能性が残ります。

きちんとした役に立つ内容のサイトであっても、「書いてることが難して、わからない」と思う人が多いと、どうでしょうか。
すぐに閉じる人が多くなり、評価の低いサイト扱いになります。

「難しい」と感じるかどうかは、その人次第。
中学生レベルの文章であっても、DQNさんには「難しい」かもしれません。

 

Q.ラップで火傷の患部を覆うケアがいいって本当?

ラップで患部を覆うケアは、感染のリスクがない状態、かつ健康的な肉芽が成長している状態では有効です。ただし、細菌感染のリスクがあるので、素人が自己判断で実践することはおすすめできません。必ず医療機関を受診し、医師の判断に従って行いましょう。
引用元:火傷(やけど)の応急処置法・対処法 | ロート製薬: 商品情報サイト

 

火傷には、ラップ最強! 

 

上の2つの文章を読んだ時の違いみたいなものでしょうか。
困ったことに、人の心理には「処理流暢性」があります。「分かりやすい」は「真実」という判断です。これが正しいかどうかより、簡単かどうかを優先させるのかも。

 

以前、インターネットの利用者は、パソコンが大半でした。
今、私のサイトに来る人の6割以上はスマホです。

「検索が使えなくなった」という主張における「使えた時代」と「使えない時代」の間には、スマホの普及というイベントがあります。
より身近になったことで、情報リテラシーがアレな人のネット利用率が上がり、その閲覧傾向を検索エンジンが汲み取ることで、精度的に「使えなくなった」のかもしれない。
そんな考えからの「検索が使えなくなったのは、スマホが普及したから」です。

パソコンは、情報リテラシーがアレな人の興味の対象外だった。でも、スマホの普及で状況が変わってしまったみたいな話。

「ウェルク(WELQ)」とか、「NAVER まとめ」とか、その辺の問題もあるでしょうけど。

取り敢えずの対抗手段としては、ログインしてフェイクニュースを見てる人の閲覧傾向を加味しないこと。ですかね。
フェイクニュースの判断基準が難しそうですけど。

中国なら、芝麻信用を取り入れそうですね。
「信用度の高い人が読んでる記事は、これ!」