メモ書き

****

広告付きマスクを配布しよう|ポケットティッシュより効果的?

今でもポケットティッシュ配りをしているか知りませんが、「マスクの方が効果的なんじゃないか」という思いつきの話。

ポケットティッシュには宣伝の紙が入ってるか、その袋自体に企業名やサービス名などがプリントされています。
どちらにせよ、宣伝。

人が手で配るので、広告主がターゲットとする対象者に絞って配布すれば、いわゆる無駄打ちを防げます。
理屈としては……。

実際には、依頼されたバイトが早く配り終えたいがため、見境なく渡すかもしれません。

とはいえ、配られた側は高確率で広告を目にする上に、「物を貰った」という事実から企業に対する好感度もアップ。
返報性の法則よろしく、企業の商品を購入したり、サービスを利用したりする可能性も高まる……かもしれません。
何より、消耗品なので、貰っておきたいから手にする。
この辺はストッキングにも言えますかね。

何にせよ、ターゲットを絞らずに垂れ流す系の広告に比べれば、効果的。
広告には連絡先なども書いているので、アクセスしやすさも抜群。メモする必要もなし。

そういう意味では、飲み屋のマッチ箱、ライターの類いに通じるところもあるでしょう。
持ち歩く物だから、広告としてのエンカウント率も高いですし……。

その点の優位性はないですが、マスクを配るというのも、なかなかの効果が見込めるかもしれません。

こっちはブランド紙袋に近い効果です。
その袋を持って歩く人が、タダで広告塔になってくれる。その点において。

マスクに広告を掲載した場合、口元にあるのが大きい。
そのマスクをした人と話す場合、嫌でも目に入ってしまうし、つけている本人でさえ、鏡の前に立つたびに目につく。
驚異の視認率。

弱点は、つけたくないという心境。
これは、デザインを工夫すれば、ワンチャンあるかも。

しかし、それをクリアしても残る面積の狭さと、マスク故の形のゆがみ。
広告の印刷先としては、非常に難易度が高い。

youtu.be

餃子の皮のようにシワができるので、そこを考慮に入れたデザインにしないと……。

てか、餃子そのものを宣伝したいのなら、それはそれでアリなんですね。

無論、配布するものなら、安い不織布系。
であれば、ブランドロゴを真ん中に印刷するのが関の山。

口元に企業ロゴ。
トヨタのロゴとか、日産のロゴだとアレですけど、これが口元にNTTだと妙に面白いですし、アマゾンでも奇妙な表情に見えるかも。

欠点は、1度の使用で捨てられること。

ただまぁ、マクドナルドのロゴ付きマスクを見た人が、その日の食事にマクドナルドを選び、そこでマスクを貰って付けるの繰り返しになれば……。

* * *

配布用はそれとして、テレビに映るスポーツ選手もマスクをつけるようになれば、広告を掲載できる箇所が増えるので、広告ビジネスのスポーツとしては、アリなんじゃないかなと。

一方で、デサントのロゴなんかだと、つける位置によっては鼻毛に見えるとか、言われるような気も。