株価の話です。
大統領選アノマリーは……
『投票日3カ月前にあたる8月3日の引け値3294.61と比べ』、上なら再選、下なら落選。
大統領選の年に向けて株価が高くなる
米国株は大統領選挙の年は9月から11月にかけての局面で下げが起こりやすい経験則があります。過去20年振り返っても前回2016年もＮＹダウは8月高値から11月安値まで4.2％下落。2012年は10月高値から11月安値まで6.2％下落。2008年はリーマンショックでしたが、8月高値から11月安値まで37.2％下落しました。2004年、2000年も同じパターンでした。
下がる時期も一緒。
同じことを繰り返しているわけです。
一方で、バイデン政権下でのキャピタルゲイン税が懸念されています。
株式などの売却益にかかるキャピタルゲイン課税です。バイデン氏は年100万ドル超の高所得者の税率を所得税と同じ39.6%へ高めるとしています。現在が20%ですから、税率は一気に倍近くになります。
株式市場にとっては、ネガティブな要素ですね。
ですが、これを実施するには議会での承認が必要……だったかな？
大統領令で可能なこと、そうでないことがあるようで、その大統領令にしても……。
まぁ、この辺の話は詳しそうな人の発言を見てもらうとして、上院も下院も大統領も民主党にならない可能性が高い。
だから、新たな経済対策は決まらず、FRBの量的緩和に頼る。
量的緩和策
中央銀行が、景気や物価を下支えするために、マネタリーベースなどの「量」を操作目標として、市場に大量に資金を供給する金融緩和政策のこと。
英語表記「Quantitative Easing」の略でＱＥとも呼ばれます。日本では、日銀が政策金利を0％近くまで引き下げても景気回復が進まなかったことから、2001年3月に量的緩和策を初めて導入しました。具体的には、公開市場操作で金融機関から国債を大量に買い入れ、銀行などが日銀に開いている当座預金口座の残高を目標額まで増加させることにしました。これにより、銀行に融資の積極化や債券などの資産購入を促し、経済の活性化を図ろうというものです。
市場に金を出し、金利が下がれば、株価は上がる。
一般的に、長期金利が下落した場合、株価は上昇します
以上が、ここのところの株価上昇を解説する際の定番。
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キャピタルゲイン課税だけでなく……
といった懸念もあったでしょう。
実際、ある時期からガクッと下がっていました。
それが今、不死鳥のように……。
ただ、『上院も下院も大統領も民主党にならない可能性が高い』というのは、予測。
上院で共和、民主どちらの政党が多数派になるかは、来年1月の決選投票まで、ずれこむ見通しとなりました。
民主党が多数派となることが確実の下院では……
３日投票の米議会選挙結果を受け、ナンシー・ペロシ下院議長の威信と権力は低下した。
こういった情報もあるわけです。
また、そもそも大統領は決まっていないという問題も……。
各国首脳がお祝いのメッセージを送っていますが、法廷闘争になればスケジュールはガラッと変わります。
そうなった場合に、参考材料として持ち出されるのが2000年の大統領選。
この年、投票の有効性や再集計を巡って選挙結果の判明が1ヶ月以上遅れました。
大統領選後に下がる下がる……。
いわば、例外ケース。
ただ、これは あくまで“遅れ”が原因でしょう。
今回は法廷闘争になって、二回目のテレビ討論会in法廷。
そんな話もありますが、資金不足で降りるとか、早く大統領をやめた方が得だとか、ゴルフしてる時点でやる気ないとか……。
いろいろ言われていますね。
早くやめた方が得というのは、ホテル事業の件です。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、トランプ米大統領の一族企業「トランプ・オーガニゼーション」が保有する高級リゾート施設などの不動産に１日１００万ドル（約１億１０００万円）以上の収入減が生じていると報じた。米国のコロナ経済対策は大統領の関連企業を政府支援の対象外としており、苦境を脱するのは容易ではなさそうだ。
大統領をしていると損をする……。
支援制度は総額５２００億ドル（約５６兆円）の低利融資で、雇用維持などの条件を満たせば返済免除の可能性もある。利用件数は約４９０万件で、１５万ドル（約１６００万円）を超える支援を受けた企業や団体が６日、公表された。
報道によれば、対象にはワシントンの「トランプ・インターナショナル・ホテル」に入居する高級すし店や、トランプ氏の顧問を長年務めた弁護士の事務所、娘婿であるクシュナー大統領上級顧問の一族の関係企業が含まれる。
ん？
トランプは、これから4年間の大統領任期の間、大統領としての給料は受け取らないと宣言している。
大統領をしていると損をする……。
現職大統領を起訴できないという司法省の指針
大統領をしていると……？
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何というか、「こういうニュースがあるよ」というだけの話。
現実の数字としては、株価が上がっている。これだけ。
日経平均だって、なかなか超えられなかった24,000円を軽々と突破し、今日だってエーザイの23.64％の下落が無ければ、25,000円だって見えていたはず。
アノマリーに戻れば、米国の11月、12月、1月は株高傾向。
上がっている現状なので、買いの一択。
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ここからは事実や経験則ではなく、個人的な感想。
そう、株価は上がっている……。
下げるために、上がっている。これが私の妄想。
ロックダウン懸念で大暴落。
それを劇的にするために、急いで階段を上がっている……。
多くの人を巻き込むため、劇的に上げてみせて、ドカーン。
そのときのために、空売りを仕込んでいそうで怖い。
急速に下がるのを見て、狼狽売りが始まって底をつく。
安値になったら買い集めて、大株主に……。
一方で、既に株式の捉え方が変わったという説も。
すりに刷りまくった法定通貨。
その価値よりも、資産としての価値が保証されているものを求め、株式や暗号資産、コモディティに替えているだけ。
う～ん……。
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ここからは、五輪フラグ。
大統領選の年にはオリンピックがあるので、その関係を振り返ってみるだけ。
オリンピックが中止になる年は、民主党が強い。
なにか他にもないかと思ったけど、これを作ったら飽きてしまった……。
2020年 東京（今のところ延期）
2016年 リオデジャネイロ 共和党
2012年 ロンドン 民主党
2008年 北京 民主党
2004年 アテネ 共和党
2000年 シドニー 共和党
1996年 アトランタ 民主党
1992年 バルセロナ 民主党
1988年 ソウル 共和党
1984年 ロサンゼルス 共和党
1980年 モスクワ 共和党
1976年 モントリオール 民主党
1972年 ミュンヘン 共和党
1968年 メキシコシティ 共和党
1964年 東京 民主党
1960年 ローマ 民主党
1956年 メルボルン 共和党
1952年 ヘルシンキ 共和党
1948年 ロンドン 民主党
1944年 ロンドン（中止） 民主党
1940年 東京 → フィンランド（中止） 民主党
1936年 ベルリン 民主党
1932年 ロサンゼルス 民主党
1928年 アムステルダム 共和党
1924年 パリ 共和党
1920年 アントワープ 共和党
1916年 ベルリン（中止） 民主党
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書き終えたところで、ダウ先物の急上昇を知り、BNTXを検索する……。
ワクチン出来れば、何もかも変わる。。。
今年が歴史的転換点なら、何か新しいものができるだろう。
それがDNAワクチンというのを、いつか書く気でいたのに。
まぁ、まだ承認されたわけじゃないけどね。
