メモ書き

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なぜ、ネット左翼ではなく、右翼だったのか

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いつの間にか、ネット右翼という言葉が使われていて、いつの間にかネトウヨに代わっていた。
それが個人的な印象。

Googleトレンドで検索傾向を見ると、「ネット右翼」も「ネトウヨ」も2004年には検索されている。
ただ、「ネット右翼」のピークは2005年。「ネトウヨ」は2011年。

検索されるということは、何らかしら「調べる理由」があったのでしょう。
新たなスラングを調べるのは 知らないからであって、広く認知されたものは検索されない……。
そう考えれば、言葉としてのデビューが、そのあたりと言えるかも。

これは あくまで新しく生まれた言葉に対する見解。
古くからある単語には、「言葉としてのデビュー」みたいな見方はない。
それは歴史の領域なので、始まりの推測に過ぎないのだから……。

という話は置いておくとして、「ネット左翼」の検索トレンドを調べると、「データなし」となります。
つまり、記録されるほどの検索数がなかった。

で、思うわけです。
「なぜ、ネット左翼はないのか?」と。

「パヨク」の検索は、2015年くらいから見られます。
ネトウヨ」が十分に普及した後となると、これはカウンター的な言葉なんでしょうか。

実際、昨日の調べものでも、そんな使い方を目にしました。
目にしたからこそ、気になって書いてるんですけどね。

↓昨日の調べもの

att3200.hatenablog.com


ネトウヨ」「パヨク」という単語自体は、ここ数年で何度も見ていますが、実際に単語として発している人を見たことがない。

実生活でネットスラングを使うのは痛い人と、相場は決まっているかもしれませんが、前にいた職場では2ちゃんねる用語を使う人もいたので、たまたまかも……。

今までに出会ってきた人を振り返り、「ネット右翼」に近い人を思い起こそうにも、それっぽい人が思い浮かばない。
痛い人という分類で見れば、「アポロは月に行っていない」と得意げに語る人とか、いわゆるメンヘラとか、シンプルに頭のおかしな方はいるんですけどね。

そういえば、主な情報収集の場が「2ちゃんねる」の人で、テレビで放送されない虐殺やディズニーのパクリに詳しく、どんな人にあってもその話をする……。
逆に言えば、それしか話せない空気を読めない感じの困った人もいました。

で、それと同じパターンで政治関係に全振りし、特定の知識だけ掘り下げて、それしか話せなくなった人。
そんな人が、元祖だったのかもしれないと勝手に思いました。
まぁ、想像です。妄想レベルの。

* * *

きっと、こういう言葉に関する研究は、他の人がやっているでしょう。

でも、「なぜ、ネット左翼はないのか?」という疑問に答えてるかわからないので、自分なりの仮説を立ててみました。

仮説:「ネット右翼」は、「左翼メディア」へのカウンター

検証はしません。
そう考えた理由は、大半がリベラルというデータから。海外のですけどね。

att3200.hatenablog.com

多くのメディアが「左」なら、わざわざネットで「左」を主張しても、それはカーボンコピーのようなもの。
既に溢れている情報の中に、同じ情報を投じても沈むだけ。

であれば、ネットという新たなメディアに投じて目立つのは「右」です。

だから、誕生したのは「ネット右翼」だけだった。

 

豊田章男「最近のメディアを見ておりますと『何がニュースかは自分たちが決める』という傲慢さを感じずにはいられません」
引用元:

news.yahoo.co.jp

報じたいものだけ報じ、報道しない自由を行使するオールドメディアにとって、誰でも好きなように発信できるインターネットは、さぞや面白くなかったでしょう。

自分たちにとって、不都合な情報も出回るわけですからね。
今までだったら、業界で情報統制すれば、自分たちに不利なものは押し込め、世論を作り出せたのに……。

「ネットは危ない」みたいなネガティブキャンペーンで、必要以上に不安を煽って「見るな」と言っていた気がします。
脅威と捉えたんでしょうね。

一方で、自分たちの情報を見てもらうために「大変だ」と騒いで、火の無いところに火事を起こすようなニュースを……。
「大変だ」「重要だ」「問題だ」と言わなければ、誰も振り向かないので、その声は次第に無駄に大きくなっていく。

それが、今や「ネットで話題の~」という前置き。
そして、ネットで同時配信……。

話がそれていくので、この辺にしておきますが、コントロールできないネットの言論に対し、「このネットの右翼どもが!」と思った人がいても、不思議はないですね。

* * *

他の仮説も書いてみたいところですが、思い浮かびません。
う~ん、サッパリです。

気になったので考えてみましたが、書き終わって思うのは「時間の浪費」ってこと。
昨日に引き続き、また金にもならない文章を書いたなぁ~と。

アフィリエイトをやっていると、どうせなら稼げる記事を書けばいいのにと、自分にダメ出しするところがあります。
昨日の内容で行くなら、注目を集めた人の書籍を紹介して、読みたくなるような文章でも沿えればって思うんですよね。
まぁ、政治系のアフィリエイトを見聞きしないことを考えるに、儲からないでしょうけど。

成果報酬は、金融、健康、美容など、高いジャンルが決まってるし、政治ネタで集客できる層って、消費しなさそうだし……。

 

あと、昨日の調べものにおける最大の感想を書き忘れたな、と。
それは任命の流れで引き合いに出されていた一文。

天皇は、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する(憲法6条1項)』

改めてみると、恐ろしいです。
どの辺が恐ろしいのかというと、日本は天皇陛下が存在するのが前提。
内閣総理大臣になれる可能性がある人は大勢いますが、天皇は極めて少ない。
その少ない皇族を狙われ、内閣総理大臣が任命できない事態に陥ったら……。

そう考えると、怖くないですか?