メモ書き

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携帯料金の値下げで、販売代理店が潰れる?

toyokeizai.net

10万円前後のスマホ端末を実質0円まで値引くなどの高額なキャッシュバックによってMNPを獲得し、成績評価を保つところもあった。それが法改正で困難になり、MNPに依存していた代理店ほど評価が悪化している。

IFCもその1社だ。自社の持ち出しによって大幅な端末値引きをしていた間は、財務的にはきつくても、店舗評価を一定以上のランクに保っていたのだ。だが、法改正によって過度な端末の値引きやキャッシュバックは禁じられた。同法が施行された2019年10月を境としてIFCの獲得点数は大幅に下がり、評価も急激にダウンしたのだ。

 

携帯キャリアがあり、何とかショップという名の販売代理店がある。

キャリアショップ運営のビジネスモデルは、ベルパークのページでも見ることにして、話を進めます……と言っても、この業界に詳しいわけじゃない。

 

www.bellpark.co.jp

イメージとしては、製造元と小売みたいな関係。
この場合の製造元はキャリアで、生み出しているのは電波。

販売代理店も一次があり、二次がある……。
大半は二次。

どの販売店が優秀なのかを測る指標はキャリアごとにあって、上記の一件はMNPに絡む法改正で激変したと……。
評価基準は、キャリアにとって都合の良い販売店を知るためのもの。
であれば、通信費の値下げは、評価基準にも影響するはず。

その影響は、一次より二次が大きく受ける……。
携帯キャリアにしてみれば、自分らの給与を下げるより、販売店に流れる金を抑制し、今までの給与を維持したい。

そう考えると、タイトルの「携帯料金の値下げで、販売代理店が潰れる?」とか思うんですけど、どうなんでしょうね。
潰れて失業者が増えたら、受け皿はどこに……。業務的に、サービス業でしょうね。
動画サイトで、前職の解説を始めるのが、人によってはベターかも。

youtu.be

料金の値下げをしても、携帯キャリアや代理店まわりの給与を減らさない方法として、株主への配当を減らすという選択肢もありますが、その辺はスルーしておきます。

* * *

ところで、携帯キャリアにとって、ベストな代理店数って幾らなんでしょう?

契約台数1人1台くらいに考えると、もう頭打ち。新規は見込み薄。
あとはキャリア間での乗り換えで勝負みたいになっているとしたら、そこまで要るのかなぁ~と。
乗り換え防止に、契約者に粗品でも配った方が安上がりじゃないかという話。

それに、暇つぶしに何たらショップに来る人がいるから、相談有料とかしたんじゃないの?
……よく知らないけど。用もない人で溢れるようになったら、商売として終わり。
にわかを受け付けない古参が、店の中央に陣取っているようなもの。

携帯の契約は、大半が実店舗らしいけど、今後は「ネットで、お安く」が主流になり……。
いや、楽天モバイルの契約して思ったけど、あれは無理な人が多そう。

どうするのが、ベストだろうね?

あと数年で3G回線が終了して、ガラケー乗り換え需要があるし、キャリアにとっては大きな分岐点になる可能性大。

ここで……

「あら、奥さん。イオンモバイル、見ました?」
「いえ……」
「安いんですのよ。60歳以上は特に」
「まぁ」

みたいな口コミが広がり、実店舗がある格安SIM系が台頭したら……。
どうなる? ソフトバンク

イオンモバイルでは、NTTドコモ回線とau回線のマルチキャリアに対応しています。

aeonmobile.jp

何か携帯に不都合があり、相談しにイオンへ……。
すると、携帯ブースの傍には、魅力的な商品が!
ついつい、手が出て買ってしまう。

こうなると、休憩所だった何とかショップにはない効果が見込めそう。

まぁ、これを書きながら、ずっと頭にあるのは、光コラボ業者のことですけどね。
あの鬱陶しい営業電話の話。

どっちに転んでも、ああいうのが増える流れになったら嫌だなって……。

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ベルパークをチェックしたついでに、携帯電話販売代理店の売上高ランキングを見たら、見慣れた上場企業が幾つか。

ティーガイア光通信……。このあたり。
株価は下がってないですけど、今後どうなんですかね。

株主をチェックしたら、ティーガイアって住友商事光通信が多いのね。
ほぼ光通信ランキング?

光通信って、いろんな会社の株主として見るけど、その光通信の株主にある鹿児島東インド会社って、すごい社名……。