メモ書き

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トランプ、再選

ボルトン氏の暴露本が出ましたね。

読んでませんけど、あちこちで取り上げられ、書かれた人が反論をするという展開……。

これも一種のメディア戦略なんでしょうか、本を売るための。
ニュースを装って、実際には自著を宣伝するヤツの上位版。

自著を宣伝するヤツの例としては、内田樹氏の「サル化する世界」を認知させるべく、無理矢理こじつけた感じの「サル化する〇〇」な記事があります。

宣伝として見れば、「ゲスいな」くらいで済みますが、この手の暴露本を政府高官が出せてしまう感覚が、理解できません。
「機密」を何だと思っているのか……。
自国の「安全」に関わることなのに、国益度外視で自分の自由を行使。何ですかね、この勝手さは。
国益を損ねれば、自分の身の回りにも火の粉は及ぶのに。
社外秘の扱いより雑じゃないですか。

そう思いながら、報道を見ていました。

世の中には、暴露本を出さないまでも、国家間の話し合いを大っぴらにし、「機密」をないがしろにする国もあります。
捉え方は人それぞれですが、思考的レベル的は「バカッター」と同次元かと……。

国内だとバカ扱いですが、海外の人がやると「文化が違う」と妙なリスペクトを入れ、理解しようと努力する……。
そんな人もいますが、同じなんじゃないですかね、ノリは。


おっと、そんなことを書きたいわけじゃなかった。
また トランプ・ネガティブキャンペーンのネタが増えたわけですが、結局は再選するんじゃないかなぁ~と思ったんですよ。

4年の任期を終えたら再選し、合計8年やったら他の党。
また8年やったら他の党。このパターンじゃないかってこと。

以下は、ただの戯言です。

* * *

トランプは、みんなから好かれようなんて、思っちゃいない。
国民は一致団結ってことも、考えちゃいない。

対立を煽って、俺の支持者か、アンチか。
そうやって二極化することで、「鞍替え」を難しくして地盤を固める。そんな印象があります。

で、強調される彼のイメージは、「メキシコとアメリカの壁」が象徴する移民嫌い。
実際には、経済に絡む理由が大きいんでしょうけど、画面越しで強調されるのは「人種の多様性にノーを突きつけるイメージ」なので、例の活動を行う人々が批判する対象となっている……。

デモ、デモ、デモ……。

彼のアンチが集まって感染拡大すれば、参加者は“選挙に行けない状態になる可能性”が高まります。つまり、支持者が減る。
郵送なら自宅療養でも可能でしょうが、投票所に行くとなると話は別。
だから、それに反対してる……わけじゃないでしょう。

「なんか、それやると不利になりそうだなぁ」

ってくらいの発想で、反対しているだけのような……。

それより、こういう時期は支持者を集めないで、YouTuberデビューでもすればとか、思ってるんですけどね。

運営スタッフに感染者がいて……というニュースも出ていましたし。
そういう意味では、いたずらによって空席が増えたのは、幸いかも?

www.yomiuri.co.jp


* * *

あの活動は中国が扇動し、暴徒化させたとか、そういう都市伝説っぽい意見も見かけました。
警察にノーを突きつけ、無法地帯になり、暴力が横行して、政府に文句を垂れているとも聞きました。
ブーガルーなる極右の話題も見ました。

それはそれとしても、反トランプという姿勢でいる以上、トランプは超えられない。
アンチ巨人も巨人ファンみたいに、結局はアンチ対象の存在を強め、抵抗する側の存在感を希薄にする。
抵抗側は、アンチ対象という拠り所が支持基盤ですからね。歪んだ依存関係です。
それを脱却するには、ただ反対してればいいというポジションを捨て、独自の路線を強調すべきでしょう。

抵抗勢力と言えば、誰かを思い出すかもしれませんが、抵抗勢力側の顔は思い浮かぶでしょうか?
あれ、一人劇場だったのかも。
「あれが敵だ」と叫んでいる主人公に、多くの人が共感したものの、敵の姿は見ていないみたいな?

* * *

こんなことを書いていますけど、別に、私はトランプの支持者じゃないですし、共和党民主党も支持しちゃいない。
というか、他国のことなので、そういう存在があると、認識している程度。

イメージとしては、どの党の大統領になるかで、日本に売りに来る物が変わる感じ。
共和党だと兵器で、民主党だと妙な思想……。

民主党も……というか、広島を訪問して平和イメージだけメディアが拡張したオバマも、戻ってすぐに軍事関連の予算拡大にサインしていた気がするので、見え方の問題かもしれません。

news.yahoo.co.jp

 

www.jcp.or.jp


まともに見ることもない共産党の日本支部のサイトですが、検索したら引っかかったので、あわせて載せておきます。

* * *

報道のされ方という点では、日本のメディアは、民主党(米)寄り。
共和党のトランプは、叩かれがち。

そんな話も聞きます。
まぁ、彼が当選するまで、「ヒラリーで決まり」みたいな“雰囲気”を漂わせていましたし、今も反トランプ的なニュースをチョイスするのがデフォルト、と。
そういう気がしないでもないですね。

なもんで、「バイデン、リード」と聞いても、蓋を開けたら……。
そんな結果になるんじゃないでしょうか。

ただ、言えるのは、最終的な勝利者になる条件は、アレに感染しないこと。
きっと、手洗いにかかっています。
候補者も支持者も。