メモ書き

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2020年代のトレンド予測|日銀のETF買い入れが、中国の買収防止に?

お金を借りる人がいないと、お金が市場に出ていかない。
お金を借りやすいよう、金利を低くしたけど変わらず。
もう、打つ手がない。だから、買う。
そんな風に見えていました。私には。

詳しい方じゃないので、そう見えているという話。

なお、買ってるのは以下のような基準。

指数連動型上場投資信託受益権にあっては、東証株価指数TOPIX)、日経平均株価(日経225)またはJPX日経インデックス400(JPX日経400)に連動するよう運用されるものであること
引用元:

www.boj.or.jp

なんか、その量が量だけに、「国営企業」に近づいている感さえありますね。

https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/1/4/670m/img_1407166e04cfaa84503661c06b694a3d127967.jpg

コロナ禍で増える、日銀が「大株主」の企業ランキング【300社・完全版】 | ニッポンなんでもランキング! | ダイヤモンド・オンライン


で、これが中国の買収対策になっている気がしてきたという話。

www.sankeibiz.jp

 
日銀が買うから、割高なまま……。
そんな見方。

* * *

で、ここからは2020年代のトレンド予測。

買収するとして、何を買えば「得」だと言えるのか。

「あの有名企業が、安くなっているッ!」

それだけで買うと、痛い目を見るんじゃないかってことです。
需要ってやつは、今までと、これからで、違うもの。

よく見る企業の時価総額ランキングでは、1980年代と2010年代で様変わりしています。
日本企業が多かった1980年代。
様変わりした2010年代。

そこにあるのは、神話の違い。

土地の価格は上がっていくものという土地神話のもと、多くの日本人がローンを組んでマイホームに投資していた……。
それが、あの当時の日本の銀行の価値を押し上げていたとしたら?

インターネットが世界を変えるという期待のもと、ネット関連なら何でも上がるという神話に酔いしれたドットコム・バブル……。

「これからは新興国だ」「資源国だ」いう成長性への期待のもと……。
という話も見たけど、よく知らないので省略。
ただ、新興国に投資した人と先進国に投資した人では、後者の方が結果的に稼いだという話も……。
国民性ってあるからね、勤勉さとは無縁であっても驚かない。

でもって、今はGAFAですか。
マイクロソフトも足したらFAAMG。
個人的には、Facebookだけ、弱い気がするんだけど……。
まぁ、いいや。

データやシステムは、在庫を持たないので、その辺が強みの一つ。
バイスも作ってるけど、肝心なのはソフト面。
何ができるのか、どのくらい便利になるか……。
Amazonは通販のイメージが強いけど、収益の柱はサーバー事業。結局はデータ。

そう、データなんですよね。
データなら、どこにでも瞬時に移動可能。所有も楽。

すでに日本には手術ロボットが300台以上配備され、5G通信技術の整備により、遠隔手術操作の遅延が解消するとされる。

https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000495289.pdf

5Gの登場で、あれが変わる、これが変わる言われていますが、注目したいのは「遠隔手術」です。
これ、手術に限ったことじゃないでしょう。

遠隔操作で動く作業ロボが、職場にあるとします。
それを自宅から操作できる。
タイムラグなしに……。
それって、「移動」に価値がなくなるって話じゃないですか?

工場も遠隔操作で作業、販売も遠隔作業……。
とは、いきませんね。
どう考えても、導入コストの方が高そうです。
運用コストも安くないでしょうし……。

スーパーでvtuber販売なら見ましたが、物を手に取って販売は厳しい。


ただ、行き着く先の未来は、こんなものかなぁ~と。

だから、そういう技術を生み出しそうな投資先を選ぶのも、考え方の一つかも。
その手のところは自己資本比率とかが低く、収益性がアレで、とってもリスキーなイメージですけど。

その前に、トレンドとしては製造面での国内回帰ですよね。

いくら資本を持っていようと、他国で製造していたら、そっちの都合で何とでもなります。
極論を言えば、飢えて苦しんでいる人々に食い物を作らせ、金を出したんだから納入しろと言っても、「腹が減っていたので、食いました」と言われるって話。

国内に持ってきたら、人件費の都合で高くなる……。
安い労働力で生産できる国で作ったものに課税する、あるいは自国生産品にはキャッシュバックがある的な選択肢を除けば、結局は人件費が安い国に仕事が流れてしまいます。
いくら国の予算を突っ込もうと、その使い道の終着点は海外。
自国の労働者を用いないので、他国を稼がせるだけ……。

国自体が巨大な資本家となるなら、それでも良いでしょう。
そういう可能性の示唆として、下記のことを書いた気がします。

att3200.hatenablog.com

「国が~」だと中国のそれと変わらないので、その役目を国民に担わせるパターンです。
給付の名を借りた資金提供ですね。

それをせずに、普通に国内回帰し、人件費による価格増を防ぐとしたら、オートメーション化しかないですね。
人件費がかかるなら、人を使わなきゃいいじゃない。
いわゆるAmazon倉庫のアレ。

このオートメーション化を容易にする何か……。
Photoshop のアクション機能みたいなものを供えた汎用オートメーション装置でも作れば、一気に広がるんじゃないかなぁ~と。

人の動作って、ある程度はパターンが決まっています。
仕事の作業も、パターンがあるわけです。
手術用のマシンも、やることが決まっているので、作れる……。

youtu.be

「手術支援ロボット ダヴィンチ」は、アメリカのインテュイティブ・サージカル。
2019年に大部分の技術の特許が切れる……。

そして、デジタル化を加速する感染症の流行。

凄いタイミング。とはいえ……

1台の価格は約2億5000万円で、年間維持費が約2000万円
引用元:

www.sbbit.jp

その日本勢の筆頭は、ベンチャー企業のメディカロイド。
製造は、川崎重工業。証券番号、7012。

xtech.nikkei.com

飽きてきたので、この辺でやめます。

医療用ロボット開発に有利な日本