メモ書き

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託児所つきのパチンコ屋

親が子供を車内に放置して、パチンコ屋へ……。
そういうニュースを何度か聞いていると、商売目線で違うことを考え出してしまいます。

「パチンコ屋に託児所を設ければ、売り上げに繋がるだろうか」と。

実際、北海道にある「イーグルR-1南8条店」は、キッズルームスマイルが運営する託児所がある模様。

www.eaglegroup.co.jp

一般客向けの一時預かり保育で、専門資格を持ったスタッフが対応しているようです。

こうなると、別の可能性も考えてしまいます。
パチンコやスロットに興味が無くても、一時でも「子供から解放」されたくて、パチンコ屋に行く人が増えるのではないか。
そうなれば、店舗数が減少している業界にとっては、新たな需要を掘り起こせるチャンスかもしれない。
まぁ、その売り上げが流れる先を危惧する人もいるだろうけど……。

彼の国へどうのという話もありますが、個人的には「パチンコチェーンストア協会」の理事・会員リストが気になるところ。
政治分野アドバイザーの箇所を見て、色々と思うわけです。

www.pcsa.jp

こんなことを書いてますが、パチンコをやらない人間なので、業界事情は詳しくありません。
ギャンブルの中では、還元率が高いってくらいの情報があるだけ。
競馬や競艇に比べるとって話ですよ?

なもんで、託児所のあるパチンコ屋を調べていて、ヤマフジみたいなマッサージ機とかシングルシートがある店舗を見ると、ビビるわけですよ。
「私の知ってるパチンコ屋じゃない」みたいに。

p-yamafuji.jp

そういうのを見ていると、パチンコ屋の跡地でビジネスを始めるなら、何がいいのかみたいな妄想をしてしまいます。

まぁ、その前に変なことも考えたんですけどね。
以下は、妄想です。

* * * * *
もし、パチンコ店の客が子どもを見るシステムにしたら、どうなるだろう?
その報酬は、店から玉で支払われる。実質的にはカードかな。

そうなると、打ちたいけど 資金に乏しい客が、「誰か預けてくれ」と待機している状態に。
店としてのコストは、どうだろう? 渡した玉も、どうせ溶かすんだ。スマホゲームでガチャ券を配るみたいな感覚だろう。

もちろん、何処の馬の骨ともわからない奴に、わが子を預けることになる。しかも、高確率でギャンブル中毒。
でも、Uber Eatsだって客にとっては身元不明の人が運ぶんだろうし、タクシー配車用アプリだって、見ず知らずの人間に自分を運んでもらう……。
リスクは常にある。

ただ、それらは自分で自分に対するサービスを選ぶもの。
子どもに対するサービスは、親が子に対して選ぶものなので、返ってくるのは直接的には自分じゃない。その責任の重みは違う……。

それを踏まえ、待機している候補者の中から、親が預ける人を選んで交渉する。
「XX時間で、どうですか?」みたいに。
きっと、その待機状態は遊廓のように…… いや、違うか。

何か問題が起こった際の責任の所在が面倒だけど、それぞれにメリットはある。
店は、子連れ層の獲得。
親にとっては、子供からの解放と遊戯。
一般客にとっては、また打つチャンスの獲得。
子どもにとっては、世の中には“色んな大人”がいると知れる。

最後のメリットだけ、凄く悲しい……。