メモ書き

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二周目のゲームオブスローンズ

シーズン1から6を見返しました。
1~7を見終わった後、「この人、誰だっけかな?」が多かったので、人物の再確認を兼ねて見直したのです。

登場人物が多すぎると、無意識レベルで『主要キャラ』と認識して覚える人、『モブ』と判断して注目しない人が出てきます。
全部は覚えられないんでね……。

どんな人をモブ認識していたのかというと、ルース・ボルトン、ブラックフィッシュ、エドミュア・タリー、ベンジェンおじさん、ロックなど。

特に、ルース・ボルトンは印象が薄かったです。
序盤でロブに協力する様子が描かれていますが、影が薄くて記憶にありませんでした。この後の展開を予定しているなら、もっと印象的なエピソードや演出が欲しかったところ。
ルックス的に、スタニスっぽいのがいけないのかも。個人的な話ですが。

血塗られた結婚式でトイレに行っていたブラックフィッシュも、再登場した時には「誰だっけ?」でした。
無血開城のための人質として再登場したエドミュアも、顔の印象がなかったこともあり、「コイツも誰?」状態。
再度見返すと、葬儀で弓矢を舟に当てられなかったポンコツ。軍を動かしたことで、引き付けておきたかった敵が移動した無能。フレイの娘との結婚を渋っていたのに、相手を見たら態度が豹変した手のひらクルーさんと、あれこれエピソードはあるのに顔の印象が薄いので、「あぁ、コイツか」という状態でした。

ロックもね、ジェイミーの右手を斬り落とした割には印象に残ってない。
あのヒゲのお陰で、ナイツ・ウォッチに潜入した際に「アイツか」と、何とか思い出せたレベル。
ブランを探して潜入するという緊張感を煽る役回りなのに、あっさり死んでしまうのも忘れやすい要素かも。もっと長生きして、いつ本性を出すのかと、スリルを感じさせて欲しかった。

あとは、クァイバーンの初登場って、ここだったんだなとか。
ピーター・ベイリッシュの娼館で活躍してた女って、シオン・グレイジョイがオススメしていた娼婦だったんだなとか。
イリーン・ペインって、いつアリアの殺しのリストから消えたんだとか。
見返すことで抱く感想もありました。

まぁ、原作とドラマで役どころが変わっているようなので、その差の中で埋もれていく人物もいるでしょう。
ドラマでは、手を失ったジェイミーの稽古相手はブロンでしたが、原作は喋れないからイリーン・ペインを選んだとか。
ラムジーとサンサの関係とか、ブロンとサーセイ周りの出来事とか、結構な違いがあるようです。

後のシーズンで明かされた事実を頭に入れて見返すと、特に気にしなかったシーンで新たな感想を抱くことも……。

ジョンの出生について知った後だと、初めて死者を炎で焼くシーンで、ランプの灯を熱がる姿に「焼けずの何とかさんとは違うな」とか。
ホワイト・ウォーカーを見て、クラスターの息子かなとか。
ポットパイとアリアの最初の会話を見て、このころのポットパイはガラが悪いなとか。
石化人とホワイト・ウォーカーが戦ったら、どうなるんだろうとか。
この作品、結婚式をやると人が死ぬよなとか。
まぁ、ドスラク人の結婚式は、3人は死なないと面白くないようですが……。

あと、リスト化すると面白いことも。

以下は、ラムジーの犬が食べたものです。
ラムジーの元彼女たち(狩られていた子、犬厩舎長の娘)
・父の嫁と弟
ラムジー本人
贅沢な食事ですね……。
犬厩舎長の娘は、部下に指示していたので入れています。

特に不幸だなと思った人をピックアップすると、次のような感じ。
・シリーン……病気、狂信者の親、末路。人柄の割に不運です。
・リコン……他のスタークに比べて存在が希薄。能力もない、見せ場もない。
※アフター・ザ・スローンズというアフターショー番組では、彼の逃げ方が問題視されていました。ラムジーが弓で狙っているんだから、真っすぐに走るなよと。ジグザグに走れば、狙いも定まらないだろうにって。

成長した人リストは次の通り。
・アリア……覚えたものは剣術(ダンス)、チートな名暗殺スキル(顔のない男)
・ポドリック……覚えたものは女、馬術、ウサギの焼き方、剣術

失ったものが多い人
・サーセイ……息子×2、娘、父、夫(意図的)、髪の毛、威厳(贖罪の行進)
・ブラン……父、母、兄、弟、家(のちに奪回)、動く足、ホーダー、狼、元の性格

以上、二周目の感想でした。